第10回 日文研―京都アカデミック ブリッジ「岩倉使節団150年:マンガで考える日本の近代」を開催しました(2025年3月1日)
3月1日(土)に京都国際マンガミュージアム1階多目的映像ホールで開催された本講座は、駒居幸特任助教(日文研)による進行のもと総計108名の聴衆が、「岩倉使節団150年 マンガで考える日本の近代」をテーマとした魅惑あふれる軽妙な語りに耳を傾けました。
日文研と京都精華大学、京都国際マンガミュージアムは、明治初期の1871年から岩倉具視らが欧米を視察した「岩倉使節団」をマンガ化する協働プロジェクトを実施してきました。今回登壇したプロジェクト代表の瀧井一博教授(日文研)、イラストを手がけた作家の濵田咲乃氏(京都精華大学非常勤講師)、伊藤遊氏(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)、佐藤=ロスベアグ・ナナ外国人研究員(日文研)は日本の近代化を成し遂げた岩倉使節団の功績をマンガで伝える意義や作品完成までの過程や苦労、教材としての漫画、日本研究のテーマとしての漫画について熱く語り合いました。
本イベントの開催と同日に完成したマンガ『岩倉使節団 始まりの物語 : 日本の近代化に向けて』は、日文研オープンアクセスでPDFにて全文を閲覧できますので、ぜひご覧ください。
(報告:総合情報発信室)
< ご関心おありの方は下記の研究者ページや著作、動画もご覧ください >
〔研究者紹介〕
■瀧井一博教授
https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/staff/s025/
■佐藤=ロスベアグ・ナナ外国人研究員
https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/staff/s2243/
■駒居幸特任助教
https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/staff/s2320/
〔動画〕
■瀧井一博「「文明」を求めた明治の日本-岩倉使節団の旅-」
瀧井一博教授/シリーズ「日本研究のトビラをひらく」
https://www.youtube.com/watch?v=69MdhHPsgr4
■瀧井一博 総合情報発信室 特別企画 教員の研究紹介 2021
https://www.youtube.com/watch?v=yh7hBHG_no8