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蔵書・コレクション紹介

図書館について

特色あるコレクション

外書

外国語で書かれた日本研究図書および翻訳書を、本センターでは「外書(外書)」と呼び、その網羅的収集を行っています。近世以前の歴史的な資料の多くは貴重書として保管され、デジタル画像の作成と公開が進められています。近年の研究書・翻訳書は一般図書として利用可能です。
「日本関係欧文史料の世界」(webサイト)
「日本関係欧文貴重書データベース」(画像)
「日本関係欧文図書目録」(書誌・目録)
「国際日本文化研究センター所蔵日本関係欧文図書目録」(冊子pdf)
「外像データベース」(画像)

研究・記録資料

ユーラシア人口・家族史プロジェクト資料

全国各地に所蔵されている宗門改帳・人別帳などを複写・製本したもの(約2000冊)です。利用には書面による許可申請が必要です。
 「ユーラシア人口・家族史プロジェクト資料」(資料解説ガイド)

吉林省档案館所蔵文書

吉林省の公文書館である、吉林省档案館所蔵のマイクロフィッシュ約4000枚。吉林省以外の満州国中央の資料で、官吏管理名簿、警察概要、法令集、統計などを含みます。

民俗学基礎資料

一般の公立図書館や大学では収拾することが困難な民俗学資料の保存を目的として収集されています。近世以前の古典籍、寺社史誌、郷土史誌が中心となっており、約470点あります。

文庫・旧蔵書

野間文庫

財団法人野間科学医学研究資料館(2003年に閉館)から蔵書の寄贈を受け、本センターで「野間文庫」 として利用に供しています。
16世紀の解剖学書等、西洋医学の古典的著作を数多く揃えています。
「野間文庫目録」(冊子pdf)

宗田文庫

日本医学史・薬学史の研究ですぐれた業績を残した故宗田一氏の旧蔵書の寄贈を受け、本センターで「宗田文庫」 として利用に供しています。
日本医療文化史の研究に重要な役割を果たす書籍の他、 一枚物の画像資料や古地図も貴重な資料として注目されています。
「宗田文庫目録」(冊子pdf)

廣重徹旧蔵図書

元日本大学理工学部教授で、物理学史・近代科学史研究において大きな功績を残した廣重徹氏の旧蔵書の寄贈を受け、本センターで利用に供しています。
「広重文庫目録」(冊子pdf)

高橋虔旧蔵図書

牧師であり著名な聖書学者でもあった、同志社大学名誉教授・高橋虔(たかはし まさし)氏が所蔵していた図書。約 5200冊。昭和期のキリスト教関係資料及び文献のコレクションで、聖書の邦語翻訳、聖書学や日本プロテスタント教会史関連の資料が充実しています。氏の息子、高橋悠氏により寄贈されました。
「高橋虔旧蔵図書目録」(冊子pdf)

間文庫

日本労務管理史・日本的経営論の分野で優れた業績を残した、早稲田大学名誉教授・間宏(はざま ひろし)氏が所蔵して いた図書。約10500冊。労働関係の図書・文献のコレクションで、一般図書、戦前の労働関係資料、雑誌・新聞・年鑑類、工場概要や就業案内などの特殊文献、洋書に分けられます。
「間文庫目録」(冊子pdf)

岡崎文庫

造園家・林学者で京都大学名誉教授の岡崎文彬(おかざき あやあき)氏が所蔵していた資料。庭園関係の図書約800冊と、写真約7万コマがあります。

赤澤文庫

1997~2003年まで、当センターで教授を務めた赤澤威(あかざわ たける)氏により寄贈されました。考古学関係の図書約3000冊からなるコレクション。

海野文庫

地理学史の分野に名を残した、大阪大学名誉教授・海野一隆(うんの かずたか)氏が所蔵していた図書。古地図関係の蔵書で、約3400冊に及びます。
「海野文庫目録」(冊子pdf)

暦算文庫

当センター名誉教授・山田慶児(やまだ けいじ)氏により寄贈されました。東アジア科学史を専門とした氏の蔵書のうち、暦算関係の和書約100点を所蔵しています。

日中文庫

2005年3月に閉館した、日中歴史研究センターが所蔵していた資料。近代日中関係史に関するものが多く、約38000冊を所蔵しています。
「日中文庫」(資料解説ガイド)
「日中文庫目録」(冊子pdf)

天沼俊一博士コレクション

京都大学教授であった建築史家天沼俊一氏旧蔵の戦前の朝鮮関係の地図など約100点を所蔵しています。

日韓旧蔵

2011年に閉鎖した日韓文化交流基金図書センターが所蔵していた資料。韓国・朝鮮半島、および日韓関係に関する資料を中心に、約1600点所蔵しています。

静坐社旧蔵

岡田式静坐法を伝える団体「静坐社」で所蔵していた資料。雑誌「静坐」をはじめとする静坐社関連の資料や、近代仏教史に関する資料など約200冊を所蔵しています。
 「静坐社旧蔵資料」(資料解説ガイド)

岡部文庫

日本近現代史、自然環境研究者の岡部牧夫氏が所蔵していた、日本とアジア諸国の近現代史関連の資料。昭和史、日本植民地史に関する資料を中心に、 約3800点所蔵しています。
「岡部牧夫文庫目録」(冊子pdf)

藤井康雄旧蔵

歌舞伎評論家の藤井康雄氏(1923-2014)が所蔵していた歌舞伎・文楽関連の資料。1920年代から収集された資料には関係者でなければ入手できない上演台本や非売品の書籍が多く含まれています。国立劇場開館時から2009年までの上演台本集など約2500点を所蔵しています。

森川司旧蔵(浪曲SPレコード等)

浪曲レコード収集家・森川司(1923-2014)氏から寄贈されたコレクション。明治30年代から昭和30年代まで作成・出版された浪曲(浪花節)が収められたレコード(SP約13000枚、LP約200枚)計約13200枚を所蔵しています。
 「浪曲SPレコード デジタルアーカイブ」(音声)

もず唱平旧蔵(SPレコード)

作詞家・もず唱平氏が収集したSPレコード約300枚。浄瑠璃、歌舞伎、長唄などの邦楽や、漫才などの演芸が収録されています。
 「浪曲SPレコード デジタルアーカイブ」(音声)

矢野貫一旧蔵

京都外国語大学名誉教授・矢野貫一氏が収集した、近代の戦争文学および関連資料のコレクション。その成果は『近代戦争文学事典』(和泉書院)にまとめられています。(現在も継続整理中のため、一部利用できないものもあります)

日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム(NKAC)脚本資料

一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムから寄贈された、1950年代以降から2000年代に至るテレビ・ラジオ番組の脚本資料。元は川崎市市民ミュージアムで保管されていたものを、水害被災により当館へ複本が移管されました。(現在も継続整理中、ご利用は要予約)

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