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日文研の話題

〈ハーバード大学ライシャワー研究所・日文研共同主催〉第1回「International Presentation Workshop 2026」を開催しました(2026年5月25日~29日)

2026.06.19

 2026年525日(月)から29日(金)の5日間にかけて、国際日本文化研究センターでは、日本研究に取り組む若手研究者のための、発表スキルとコミュニケーション能力の向上を目指した、初の「International Presentation Workshop」を開催しました。

 ハーバード大学ライシャワー研究所との共催となるこのワークショップには、海外の大学・研究機関に所属する大学院生12名が参加しました。中国、ベトナム、インドネシア、アメリカ、イタリア、ドイツ、フランス、オーストリア、エジプトなど多様な地域から集まり、また専門分野は文学、歴史学、人類学、社会学、言語学、ジェンダー研究、文化研究、環境考古学など多岐にわたりました。ほとんどの大学院生にとって日本語は母語ではなかったため、異なる学問分野・言語環境の研究者に対して、各自の研究を日本語で分かりやすく伝えることが、重要な課題でした。

 ワークショップでは、まず全員がプレゼンテーションを行い、栗山茂久教授(ライシャワー研究所所長)による発表技法、スライド作成、発声・身体表現などの実践的な講義に加え、少人数グループによる発表練習と相互のフィードバックなどを、「対話」を重視して進めました。特に「自分の研究を一言で説明する」訓練は参加者に大きな刺激となり、専門分野の異なる研究者にも、研究の意義や魅力を伝えるための表現力を磨く機会となりました。

 最終日のプレゼンテーションでは、皆、各自の研究を、聞き手に興味をもってもらえるよう、短い時間でわかりやすく工夫して発表し、上達の成果が披露されました。会場では日文研教職員、大学院生、外国人研究員に加え、国際交流基金、人間文化研究機構本部のオブザーバーの皆さんも、すべての発表に熱心に聞き入っていました。初日の発表から短時間で、さらにすばらしい発表へ上達したことに驚く人もいました。

 ワークショップの期間中、発表スキルやコミュニケーション能力を磨くだけではなく、日文研教職員からの、研究内容に関する助言のみならず、今後の研究計画や学術交流に関する相談も行われ、将来的な共同研究や研究交流へとつながる基盤も生み出されました。また今回は、日文研創立記念イベントや「第287回 日文研木曜セミナー」、施設見学や図書館利用、また最終日の「太秦映画村(京都市右京区)」の見学などを通して、参加者の皆さん同士、また日文研教職員との交流も深まりました。

 参加者からは、「他の参加者の研究や発想に触れることで、多くの刺激を受けました」、「限られた時間の中でも、できる限り改善しようと努力する大切さを学ぶことができました」、「今回の経験を通して、「またぜひ日文研に戻ってきたい」と心から思いました」といった感想が寄せられました。

 第1回のワークショップを終え、今回の経験をもとに、日文研では国内外の大学院生、若手研究者の皆さんに向け、より充実したワークショップを企画する次第です。次回をどうぞご期待ください!

(文責:孫詩彧 IR室助教、安井眞奈美 教授)

  • 栗山教授の講義の様子 栗山教授の講義の様子
  • ワークショップの様子 ワークショップの様子
  • ワークショップの様子 ワークショップの様子
  • 最終日の発表の様子 最終日の発表の様子
  • 最終日の発表の様子 最終日の発表の様子
  • 集合写真 集合写真
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