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日文研の話題

「国際共同研究」ワークショップ「近代東アジアにおける思想の交錯と文化の往還」を開催しました(2026年7月27日~28日)

2026.10.19

 2026年7月27日、28日の二日間にわたり、日文研にて「国際共同研究」ワークショップ「近代東アジアにおける思想の交錯と文化の往還」を国際日本文化研究センター・清華大学・澳門大学の共催により開催しました。

 本ワークショップは、日文研が2028年度から本格的に実施予定の「国際共同研究」の準備事業として、清華大学・澳門大学および国内研究機関の研究者を招き、「近代東アジアにおける思想の交錯と文化の往還」をテーマに開催されました。

 研究報告として、劉建輝教授(日文研)は「近代知」「帝国知」の移動と交錯を研究課題として位置づけ、松田利彦教授(日文研)は医療衛生史の視点から日中韓の歴史経験の相互参照を提起しました。また王中忱氏(清華大学教授)はアジア・アフリカ作家大会を事例に知識人ネットワークを論じ、孫江氏(澳門大学教授)は澳門学を通じ東西交渉の場としてのマカオの歴史的位相を提示しました。この他も比較思想史・宗教史・概念史・文学史・翻訳史の各専門家が自らの研究を紹介し、各領域における「往還」と「交錯」の実態が多角的に論じられました。

 本ワークショップは、一国史的枠組みを超え、「思想の移動」と「文化の翻訳」をキーコンセプトとする国際共同研究の基盤を形成し、東アジア近代の重層的・多声的な歴史像構築に向けた協力体制を確立する点において大きな意義がありました。

当日のプログラムはこちら

  • シンポジウムの様子 シンポジウムの様子
  • 集合写真(登壇者およびオブザーバーの皆様と) 集合写真(登壇者およびオブザーバーの皆様と)
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