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日文研の話題

韓国・淑明女子大学の訪問を受け入れました(2024年1月17日)

2024.01.24

 去る、117日、韓国・淑明女子大学から、申河慶教授以下26名の教員・学部生(高麗大学校教員1名を含む)が日文研を訪れました。

 今回の訪問は、淑明女子大学が本センターの学術交流協定校である高麗大学校ほか3校とともに組織する「人文社会デジタル融合人材養成事業団」による日本のデジタル人文学の現状に関する現地調査の一環として計画され、本センターが推進する「人文知と情報知の融合」事業との連携により、実現したものです。

 当日は、松田副所長からの挨拶に続き、関野教授による講義「日文研を中心に 日本のデジタル人文学の取り組み」が行われました。講義では、デジタル・ヒューマニティーズの概要や目的、人文学の扱う情報、その利活用について、日文研データベースの紹介を交えながら説明がありました。講義後には、質疑応答が行われ、デジタル・ヒューマニティーズの現状や日文研の研究資源について、学生や教員から活発な質問が寄せられました。

 続いて、図書館案内が行われ、日文研司書から、日文研の所蔵資料や図書館設備について説明がありました。案内後には、学生から盛んに質問が寄せられ、日文研の研究資料やデジタル・ヒューマニティーズに関する高い関心が窺われました。

 今回の訪問をきっかけとして、日韓両国の機関間連携によるデジタル・ヒューマニティーズの推進、若手研究者の育成が期待されます。

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