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日文研の話題

第6回 日文研―京都アカデミック ブリッジ「東シナ海が生んだ京文化」を開催しました(2023年2月14日)

2023.02.21
 2月14日、京都新聞との共催による「第6回 日文研-京都アカデミック ブリッジ」が、京都新聞文化ホール(中京区)で開催され、139名が参加しました。今回は「東シナ海が生んだ京文化」をテーマに、井上章一所長による開会挨拶に続き、内田孝氏(京都新聞社)の進行のもと、相国寺承天閣美術館学芸員の本多潤子氏や日文研の榎本渉准教授、鄭淳一外国人研究員(高麗大学歴史教育科副教授)、朱莉麗外国人研究員(復旦大学文史研究院副研究員)(※) の4名が、海外から新しい文化を取り入れてアップデートしてきた京文化の多様性について語り合いました。
 
 後半のディスカッションでは、会場から寄せられた質問にこたえつつ、日中韓からさらに拡がった東アジアの文化交流が示されました。最後に朱莉麗外国人研究員の「来日後、金沢で冬の日本海の荒々しさを目の当たりにした」というエピソードが語られると、当時の渡航の困難に思いを馳せた会場からはため息が聞こえました。
 
 日文研は、引き続き研究・教育活動の情報発信に力を入れていきます。今後のイベントにもご期待ください。
 
 (※) 当日は体調不良のためペーパー参加。オンラインで視聴し、コメントを寄せていただきました
  • 井上章一所長による開会挨拶 井上章一所長による開会挨拶
  • ディスカッションのようす ディスカッションのようす
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