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日文研の話題

韓国の高麗大学校との共同主催シンポジウム「グローバルヒストリーとしての東アジア史の再発見」を開催しました(2023年1月27-28日)

2023.02.08

 韓国の高麗大学校から主に韓国史・中国史専門の研究者・大学院生が来日し、1月27~28日に日文研との共同主催シンポジウム「グローバルヒストリーとしての東アジア史の再発見」を開きました。高麗大学校からは教員3名、大学院生4名、日文研からは教員3名、大学院生3名が発表を行い、延べ63名が参加しました。日文研にとっては、コロナ感染症の流行以来、久々に海外の研究者を招いて開催した大きな催しでした。

 2日間にわたるセッションを通じて、古代の日朝交易と疫病の流行、中世における貢納品としての日本刀を介した中朝関係、戦前日本におけるチベット学の形成、近代中国の画家と日本の画壇の交流、国際赤十字を軸とした日朝関係など、古代から近代における東アジア各国・地域の交流について活発な議論がなされました。

 同校とは今後とも学術交流を展開していく予定です。

文・松田利彦 教授

> シンポジウムのプログラムはこちら(PDFが開きます)

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