長岡京市勝竜寺城公園で長岡京ガラシャ祭×日文研第30回記念企画展「玉の輿入れ」を開催しています(2023年12月17日まで)
2023.11.27
長岡京市の勝竜寺城公園(勝龍寺城跡)は、明智光秀の娘の玉(のちの細川ガラシャ)が細川忠興と幸せな新婚生活を送った城です。本能寺の変で主君の織田信長を討った光秀が、羽柴(豊臣)秀吉との「山崎の戦い」に敗れ、最期の夜を過ごした場所でもあります。城跡は、現在は公園として整備されていて、管理棟2階の展示室では、ゆかりの人物をパネルや動画で紹介しています。
日文研は、長岡京ガラシャ祭が第30回を迎えるのを記念し、長岡京市や長岡京市観光協会、長岡京ガラシャ祭実行委員会と連携して、この勝竜寺城公園で企画展「玉の輿入れ」を開催しています(2023年12月17日まで)。この企画展は、ガラシャの最期を描いた漫画 『散りぬべき時』 (日文研、2023)を手がけた、日文研のフレデリック・クレインス教授と三浦麻乃さん・府高航平さん(ともに日文研 技術補佐員)によるものです。玉の勝龍寺城への輿入れのようすを描いたイラストのパネル展示のほか、ガラシャの最期を描いた漫画『散りぬべき時』の動画も上映しています。
なお、この企画展にあわせてクイズラリーも実施しています。長岡京市の観光案内所や勝竜寺城公園等でクイズラリーのチラシを手に入れ、裏面に書かれているクイズスポットをまわってクイズに挑戦してください。こたえの文字を並びかえて、「ひみつのあいことば」を探しましょう。あいことばが見つかれば、観光案内所で記念グッズがもらえます。ぜひ、この機会に足をお運びください。
勝竜寺城公園へのアクセスはこちらです。
日文研はこれからも、地域と連携し、身近な歴史に触れる催しを模索していきます。今後の企画もお楽しみにしていただければと思います。