お知らせ

　長岡京ガラシャ祭は、明智光秀の娘・玉（細川ガラシャ）が、勝龍寺城城主・細川藤孝（幽斎）の嫡男 ・細川忠興（三斎）のもとに輿入れした歴史上のエピソードにちなみ、毎年11月第2日曜日に開かれる長岡京市最大のお祭りです。

　日文研は、このたび記念すべき第30回目を迎えた長岡京ガラシャ祭とコラボして、シンポジウムと企画展を共同開催予定です。また、この第30回記念イベントの一環として、長岡京市の市役所新庁舎ロビーでは、長岡京ガラシャ祭回顧写真展（10/16～11/17）が開催されています。あわせて、日文研所蔵のモバイルミュージアム「明智光秀　夢さんぽ」も展示しています。

　このモバイルミュージアム「明智光秀　夢さんぽ」では、鳥瞰図と海外資料をもとに、明智光秀と娘ガラシャの生涯をたどります。鳥瞰図とは、上空から地上を斜めに見下ろすように地図を描く図法のことです。鳥瞰図に付属のタブレットをかざすと、明智光秀や細川ガラシャゆかりの地が画面内に浮かび上がるAR体験が楽しめます。画面上のアイコンをタッチすると、光秀やガラシャのエピソードも閲覧できますよ。

　細川ガラシャの劇的な生涯が宣教師によってヨーロッパに伝えられ、評判になっていった過程を海外資料をもとに解説する動画にもご注目ください。光秀とガラシャの情報をヨーロッパに伝える宣教師ルイス・フロイスの報告書の完全複製本も展示しています。

　お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください！

• 撮影：長岡京市商工観光課
• 撮影：長岡京市商工観光課