研究推進部会横断型ワークショップ
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Overview
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本企画においては、過去に議論された日本や文化を特殊的に捉える単一的・一面的な日本論、日本文化論を超えて、「日本文化における接合域と多面性とは何か」について討究するために、近世及び近代において、「日本」をめぐって、諸宗教・思想の交渉関係がどのように展開されたのかを明らかにすることを試みています。 そのための取り組みとして、フレデリック・クレインス副所長主宰の共同研究会である「西洋における日本観の形成と展開」と、伊東貴之教授主宰の「比較のなかの「東アジア」の「近世」―新しい世界史の認識と構想のために―」の二つの共同研究会の協力を仰ぎ、令和4(2022)年度に研究会横断型ワークショップとして「多極化する世界における「普遍的価値」の解釈―日本とキリスト教を事例に」を実施し、翌5(2023)年度に研究推進部会主催シンポジウムとして「日本宗教・思想文化の接合域と多面性を考える――「他者」とどのように向き合ったのか――」を開催しました。 今回の令和6(2024)年度には、令和4(2022)年度及び令和5(2023)年度の研究会横断型ワークショップ及び研究推進部会主催シンポジウムの集大成として、近世及び近代において、「日本」をめぐって、諸宗教・思想の交渉関係がどのように展開されたのかを考究する報告及び討論会を実施します。 |
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プログラム
総合司会:西田彰一(日文研)、藤本憲正(日越大学)
■ 2024年12月14日(土)
13:00~13:05 | 開会挨拶 |
13:05~13:10 | 趣旨説明:西田彰一(日文研) |
13:10~13:40 | 報告① 大場はるか(久留米大学) 「近世中欧の政治的・宗教的諸動向と日本人描写:造形芸術と演劇のコラボレーション」 |
13:40~14:10 | 報告② 李麗(名古屋大学) 「江戸時代における陳元贇『老子経通考』の位置付け」 |
14:10~14:20 | 休憩 |
14:20~14:50 | 報告③ 石原和(同朋大学) 「1800年前後の宗教動向としての如来教」 |
14:50~15:20 | 報告④ ブレニナ・ユリア(大阪大学) 「日蓮像の近世・近代」 |
15:20~15:30 | 休憩 |
15:30~15:40 | コメント① 芦名定道(関西学院大学) |
15:40~15:50 | コメント② 末木文美士(東京大学・日文研) |
15:50~16:00 | コメント③ フレデリック・クレインス(日文研) |
16:00~16:10 | コメント④ 伊東貴之(日文研) |
16:10~16:20 | 休憩 |
16:20~17:20 | 質疑応答及び総合討論 |
Information
Date: | 2024.12.14 (Sat) |
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【 予約フォーム 】
12月5日(木)17:00までに以下のURLより、事前の登録をお願いいたします。 https://zoom.us/meeting/register/tJAscemupjwuH9ODF6ncwp2iuctGFRiGcZzD
【 お問合せ先 】
国際日本文化研究センター
研究協力課国際研究推進係
suishin*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)