Close

Team Research2026

Rethinking Discourses on East Asia: From Postwar Thought to Regional Praxis

Unit
Power and Culture
Project Leader Visiting Professor KATAOKA Kohei
Associate Professor GOZA Yūichi

 戦後歴史学における東アジア論が、どのような意義や特徴を有していたのかを把握し、再評価する。東アジアとの関係で日本の位置を測る試みは、侵略戦争への反省から出発した戦後歴史学の推進力の1つであった。冷戦下という特殊な状況下で展開されたその試みは、現実を変革せんとする実践の学としての独特の緊張感を孕んでいる。そこには、なお私たちが学ぶべき多くの論点があると考えている。
藤間生大は、戦後占領への危機感に根ざした日本民族論から東アジア諸民族のあり方の分析へという独特の仕方で試みに参画した研究者である。その独特な軌跡の背景を戦中・戦後の状況を踏まえて把握し、そこに石母田正・網野善彦・西嶋定生といった研究者たちとの影響関係を落とし込むことで、戦後歴史学が東アジアに求めたものを浮かび上がらせたい。また、熊本藤間生大「希望の歴史学」記念館と連携することで、東アジア論を地域の「未来」に活かす途を模索する。

センター研究者等 片岡 耕平 国際日本文化研究センター・客員教授
呉座 勇一 国際日本文化研究センター研究部・准教授
村島 健司 国際日本文化研究センター・客員准教授
共同研究員 磯前 順一 国際日本文化研究センター・名誉教授
小倉 慈司 青山学院大学文学部・教授
佐々田 悠 宮内庁正倉院事務所保存課調査室・室長
鈴木 堅弘 京都市立芸術大学日本伝統音楽センター・研究員
鈴木 規夫 愛知大学国際コミュニケーション学部・教授
吉田 一彦 名古屋市立大学人間文化研究科・特任教授
海外共同研究員 李 慶美 東北亜歴史財団・研究員
李 禮安 翰林大学翰林科学院・研究教授
八百谷 晃義 華中師範大学歴史文化学院中国近代史研究所・副教授
Page Top