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Team Research2025

Knowledge in state formation: Japan in comparative constitutional history

Unit
Power and Culture
Project Leader Professor TAKII Kazuhiro

 本研究は、国制史の立場から政治単位としての日本の特異性と普遍性を探求するものである。国制史とは国家の成り立ちとその制度的構成や変容を対象とする。だがそもそも、国家とはどのような政治的制度的実態なのか。それは時代ごとに振幅があり、地域ごとに差異がある。このテーマを討究するために、共同研究を実施して、知という視角からアプローチする。国家形成は知識形成を伴う。国家の制度や理念を立ち上げ、運営し、継承していくために、国制はそれに見合った知を必要とする。そのような問題関心から、古今東西の国制にはめこまれた知を抽出し、その比較のなかで日本国制史を考察する。

センター研究者等 瀧井 一博 国際日本文化研究センター・教授
周 雨霏 国際日本文化研究センター国際研究企画室・特任准教授
西田 彰一 国際日本文化研究センター・プロジェクト研究員
共同研究員 赤坂 幸一 九州大学大学院法学研究院・教授
植村 和秀 京都産業大学法学部・教授
梅田 百合香 桃山学院大学経済学部・教授
佐々木 紳 成蹊大学文学部・教授
田口 正樹 東京大学大学院法学政治学研究科・法学部・教授
中澤 達哉 早稲田大学文学学術院・教授
松園 潤一朗 一橋大学大学院法学研究科・教授
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