閉じる

日文研の話題

「南の島パラオを知ろう!展――持続可能な未来に向けて」オープニング・セレモニーとワークショップを開催しました(2026年9月19日、23日)

2026.09.25

 2026年9月19日、兵庫津ミュージアムにて、国際日本文化研究センター主催による「南の島パラオを知ろう!展――持続可能な未来に向けて」のオープニング・セレモニーを開催しました。本展示は10月4日まで続きます。

 今回の展示は、EXPO2025大阪・関西万博のパラオ共和国の展示写真を引き継ぎ、パラオの魅力をさらに多くの方々に知ってもらいたいと、長年、パラオ共和国と交流を続けてこられた兵庫県にある、兵庫県立兵庫津ミュージアムにて開催する運びとなりました。

 オープニング・セレモニーには、ニライベラス・メトゥール氏(パラオ共和国人的資源・文化・観光大臣)、ノーマン・ニラテオボエト氏(アイライ州知事)、カドイ・ルルケド氏(パラオ政府観光局長)を始めパラオ共和国から来賓の皆様をお迎えし、またピーター・アデルバイ氏(駐日パラオ共和国特命全権大使)も列席され、70名以上の方々が参加されました。田辺眞人氏(兵庫津ミュージアム名誉館長)の挨拶に続き、メトゥール大臣が、この展示はパラオ共和国と兵庫県、また日本の皆さんとのさらなる交流のきっかけとなる、たいへん意義深い展示である、と感謝の意を表されました。その後、安井眞奈美(日文研教授)が展示の趣旨説明を行って、そのまま皆さんを2階の会場に案内し、展示品の解説を行いました。

 パラオ諸島、とりわけアイライ州の石材を切り出して造られたヤップ島の石貨(学校法人園田学園所蔵)について、メトゥール大臣自らが解説され、それを皆さんが熱心に聞き入るなど、会場は多くの人々で賑わいました。

 23日には、ワークショップ「パラオ共和国の魅力を発信する」を、同じく兵庫津ミュージアムにて開催しました。田辺名誉館長が「オセアニアの魅力」と題して、オセアニアの島々が西洋に発見される詳細な経緯をわかりやすく解説し、安井が「ミクロネシアの魅力」について、持続可能な社会に向けてのパラオの取り組みと、母系社会の特徴を紹介しました。続いて、シャーロン O.サクマ氏(パラオ共和国・パネル展示コーディネーター)が、口頭伝承で受け継いできた先人の知恵や村の歴史、文化を記録し、若い人々に伝えていくことは急務であり、日本の体系的なアーカイブの知識と技術に学ぶところが大きい、と話しました。そして、11月にパラオ共和国マルキョク州にて、安井と企画しているパネル展示にも触れ、パラオの人生儀礼や独立記念日などの写真を紹介して、話を結びました。

 ワークショップには100名以上の参加者が集まり、それぞれの発表に熱心に聞き入っておられました。

 本展示は10月4日まで兵庫津ミュージアムにて開催しています。ぜひご覧いただき、パラオの魅力を感じていただければ幸いです。

(文:安井眞奈美 教授)

  • 多くの来賓、参加者が集まったオープニング・セレモニー(兵庫津ミュージアム1階ホール) 多くの来賓、参加者が集まったオープニング・セレモニー(兵庫津ミュージアム1階ホール)
  • 本展示の趣旨説明を行う安井 本展示の趣旨説明を行う安井
  • オープニング・セレモニーで挨拶する田辺名誉館長 オープニング・セレモニーで挨拶する田辺名誉館長
  • オープニング・セレモニーで挨拶するメトゥール大臣 オープニング・セレモニーで挨拶するメトゥール大臣
  • 世界地図のパラオ共和国付近に、パラオ共和国と日本の国旗ピンを付けるメトゥール大臣 世界地図のパラオ共和国付近に、パラオ共和国と日本の国旗ピンを付けるメトゥール大臣
  • パラオ共和国と日本の国旗 パラオ共和国と日本の国旗
  • 多くの参加者で賑わった展示会場(ひょうごはじまり館2階第2企画展示室) 多くの参加者で賑わった展示会場(ひょうごはじまり館2階第2企画展示室)
  • 参加者に向けて展示品の解説を行う安井 参加者に向けて展示品の解説を行う安井
  • ヤップ島(ミクロネシア連邦)石貨の展示 ヤップ島(ミクロネシア連邦)石貨の展示
  • ヤップ島石貨について解説するメトゥール大臣 ヤップ島石貨について解説するメトゥール大臣
  • メトゥール大臣と安井 メトゥール大臣と安井
  • 来賓・関係者一同 来賓・関係者一同
  • ワークショップの様子(兵庫津ミュージアム3階研修室) ワークショップの様子(兵庫津ミュージアム3階研修室)
  • 講演を行う田辺名誉館長 講演を行う田辺名誉館長
  • 講演を行う安井 講演を行う安井
  • 講演を行うサクマ氏 講演を行うサクマ氏
トップへ戻る