報道関係者との懇談会を開催しました(2025年9月17日)
9月17日(水)、第74回報道関係者との懇談会をオンライン併用にて開催しました。同懇談会は、日文研の研究活動や最新の成果、重点的取り組みなどを広く社会に発信し、理解を深めてもらうことを目的に定期的に開催しています。
今回は、新聞社、出版社、地域広報等8機関の関係者と所内教職員の計57名(うち、オンライン11名)の参加がありました。
はじめに、司会の関野教授(総合情報発信室長)より、3月以降に着任した2名の新任外国人研究員の紹介がありました。
続いて、楠教授(総合情報発信室副室長)より、2025年6月から9月にかけての日文研の活動および今後の予定について説明があり、中でも10月4日に開催される大学共同利用機関シンポジウム2025「大学共同利用機関って何?」の概要を関野教授が、11月15日に開催される一般公開2025「日本放送100周年メディアから日本をかんがえよう!」の概要を太田准教授、山田教授、坂プロジェクト研究員が詳しく紹介しました。また、研究成果として、磯前教授より「GHQ関係占領文書と「神道指令」および「天皇の人間宣言」―『岸本英夫日記1945年』をめぐって」と題しての報告がありました。
次のコーナーでは、戦教授(同副室長)より直近の日文研出版物が紹介されました。
後半に入り、井上所長、劉教授による特別対談「画像資料による歴史研究の課題と展望―「ラップナウ・コレクション」の寄贈を受けて」 が行われました。対談では、ドナルド・ラップナウ氏から約6万点の画像資料コレクションの寄贈を受け、今後、如何に従来の経験を活かしながら一大文化資源を利用すべきか、その課題と展望が深く語られました。
対談後、質疑応答が行われ、閉会となりました。今回、ラップナウ・コレクションの展示があり、研究者をはじめ、報道関係者、日文研職員と多くの方が展示を見学されました。
次回は2026年2月4日(水)に開催予定です。