閉じる

日文研の話題

「SHOGUN 将軍」の製作総指揮の Justin Marks 氏らの訪問を受入れました

2024.06.06

 去る、522日、「SHOGUN 将軍」の製作総指揮のジャスティン・マークス(Justin Marks)氏、レイチェル・コンドウ(Rachel Kondo)氏、宮川絵里子氏、ソフィー・ソモロフ(Sofie Somoroff)氏が日文研を訪問されました。フレデリック・クレインス教授(日文研)が Historical Advisor としてディズニーチャンネルのドラマ「SHOGUN 将軍」に携わられたことをきっかけに、日文研への訪問と所長表敬の依頼があったものです。

 当日は、井上所長、クレインス教授との意見交換が行われ、マークス氏から、どのように番組が製作されたか、クレインス教授のアドバイスが番組製作に多大な影響を与えているかが説明され、クレインス教授からは、今までも数々のテレビ番組制作に関わってきたが、今回のドラマ製作では、より多くのアドバイスが番組に直に反映されており、とてもやりがいがあったとの説明があり、終始和やかな雰囲気で意見交換が進められました。

 その後、司書による図書館案内の後、クレインス教授が「武田流首実検之場之圖」をはじめとする貴重な絵巻物について解説し、マークス氏とチームの皆さんはそれぞれの絵巻物に描かれている絵の歴史的、文化的背景などを熱心に質問され、活発な意見交換を行うとともに、貴重な絵巻物に非常に感銘を受けられていました。

 今後も、このように日文研が蓄積してきた研究成果を、さまざまな場面で活用し、社会に発信していきます。

  • 左から、ソフィー・ソモロフ氏、宮川絵里子氏、レイチェル・コンドウ氏、ジャスティン・マークス氏、クレインス教授、井上所長 左から、ソフィー・ソモロフ氏、宮川絵里子氏、レイチェル・コンドウ氏、ジャスティン・マークス氏、クレインス教授、井上所長
  • 絵巻物について解説するクレインス教授 絵巻物について解説するクレインス教授
トップへ戻る