報道関係者との懇談会を開催しました(2023年11月21日)
11月21日、第68回報道関係者との懇談会を開催しました。同懇談会は、日文研の研究活動や最新の成果、重点的取り組みなどを広く社会に情報発信し、理解を深めてもらうことを目的に定期的に開催しています。第61回目からオンライン併用にて開催しています。
今回は、新聞社、テレビ局、出版社、地域広報等12機関の関係者と所内教職員の計45名(うち、オンラインで6名)の参加がありました。
はじめに、司会の安井教授より、8月以降に着任した3名の外国人研究員の紹介があり、続いて、磯田教授より、7月から11月にかけての活動について紹介がありました。
安井教授より、11月27日~12月1日にかけて開催される日文研一般公開2023の企画について紹介があり、続いて、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で開催中の展示企画「浮世絵にみる妊産婦と胎児の身体イメージ」について紹介がありました。
続いて、クレインス副所長より、9月に募集を開始した日文研学術奨励賞について紹介がありました。
そして、メイントピックスとして、新任教員2名が自身の研究紹介を行いました。最初に、駒居幸特任助教(総合情報発信室)が、「日本で生まれた “グローバル・フェミニスト・ノワール”――桐野夏生の文学作品と越境的繋がり」と題して、人文知コミュニケーターの役割と桐野夏生研究について紹介しました。続いて、孫詩彧助教(インスティチューショナル・リサーチ室)が、「社会・人間・文化:探求するほど湧き出る面白さ」と題して、「夫と妻の家事育児分担と調整」「日本にいる外国人の子育てと住まい」「月経と生理用品」という3つの研究課題について紹介しました。
最後に、関野教授より、直近の日文研出版物が紹介され、続いて、ボイル准教授ならびに山田教授が自身の研究成果である出版物の魅力について語りました。
発表後、質疑応答が行われ、閉会となりました。
次回は2024年3月21日(木)に開催予定です。