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日文研の話題

DHSympo2023 に参加しました(2023年11月18日/於:東京ビッグサイト)

2023.12.15

 DHSympo2023(国際シンポジウム「デジタル・ヒューマニティーズと研究基盤 欧州と日本の最新トレンド」)に関野樹教授(日文研・総合情報発信室室長)と光平有希助教(日文研・総合情報発信室)が参加しました。

 デジタル・ヒューマニティーズ(DH)が国際的潮流となって20年が経とうとするいま、人文学のためのデジタル研究基盤の重要性や研究機関・研究者による連携下での人材育成が求められています。こうした背景を受け、本シンポジウムでは欧州全体の人文学のデジタル研究基盤として世界の最先端を切り開く DARIAH-EU でリーダーを務める Toma Tasovac 氏の来日講演会のほか、日本の研究教育機関やグループによるポスター・デモ展示を通じて、日本における DH およびそれを支える研究基盤の最新動向が披露されました。

 ポスター・デモ展示では、光平助教が「日文研のデータベース:特色ある資料とその利用」と題して多彩な日文研所蔵資料の魅力とその公開方法について紹介し、関野教授が、自身が代表を務める「HuTime プロジェクト」の人文学における時間情報基盤としての役割について紹介しました。国内外の DH 研究と研究基盤、そして人材育成の動向が一望でき、また他機関研究者と情報交換や研究交流を進めることのできる貴重な場への参加となりました。

(報告:総合情報発信室)

<以下の関連ページもご参照ください>

DHSympo2023https://dhsympo2023.dhii.jp/

日文研データベース一覧:https://www.nichibun.ac.jp/ja/db/

時間情報解析ソフトウェア HuTimehttps://www.hutime.jp/

  • 日文研所蔵資料を紹介する光平助教 日文研所蔵資料を紹介する光平助教
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