日文研の話題

　3月22日（水）、かねてより日文研と研究交流が盛んであったライデン大学から、Hester Bijl 学長、Ivo Smits 教授、Roomsha Bansie 氏、Dagmar Aarts 氏の4名が日文研を訪問されました。また、在大阪オランダ王国総領事館からも Marc Kuipers 総領事が訪問されました。

　はじめに開催された調印式では、井上所長および Hester Bijl 学長からの挨拶と、各機関の出席者による自己紹介が行われました。次に、井上所長及び Hester Bijl 学長により、学術交流協定書の調印が行われました。

　調印式後には、クレインス副所長による日文研および「国際日本研究」コンソーシアムの概要説明を皮切りに、両機関の今後の連携活動や、若手研究者等の人材交流について充実した意見交換が行われました。また、Hester Bijl 学長からは、ライデン大学の基本戦略についても紹介がありました。

　調印式・意見交換会後には、クレインス副所長による図書館・施設案内が行われ、日文研の所蔵する日蘭関係貴重書には、参加者から大きな関心が寄せられました。

　このたびの協定締結をきっかけとして、両機関の今後の連携活動や人材交流等のさらなる推進が期待されます。

• 協定に調印した Hester Bijl 学長（左）と井上章一所長（右）
• 集合写真
• 図書館・施設案内のようす
• 日文研所蔵の日蘭関係貴重書の紹介