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日文研の話題

学術交流協定校ロンドン大学SOASから学長ご一行が訪問されました

2022.12.08

 去る、1122日(火)、学術交流協定校ロンドン大学SOASからAdam Habib学長、Nana Sato-Rossberg教授、Kanina Foss氏の3名が訪問されました。

 ロンドン大学SOASと日文研は、2020年1月に学術交流協定を締結しました。新型コロナウイルスの影響により、対面での交流が実施できていませんでしたが、水際措置が緩和されたことを機に、今後の研究交流・教育交流について意見交換をするため、今回のご訪問に至りました。

 はじめの施設案内で、講堂、第1共同研究室、コモンルーム等を見学された学長ご一行は、講堂の広さと第1共同研究室のZoom会議対応設備に関心を寄せられました。

 施設見学後、日文研の井上所長、クレインス副所長、スクリーチ国際研究推進部長、瀧井研究調整主幹、劉国際交流部会長との意見交換が行われました。Habib学長からは新型コロナウイルスや気候変動など歴史的転換点に直面している今、世界規模での問題解決のため、協定校との連携による知識の統合・共有の重要性についてお話しいただきました。また、日文研とSOASとの共催シンポジウムの開催、研究者・学生・ポスドクを含めたハイブリッド形式でのワークショップなど、今後の交流・協力についても多数のご意見とご提案をいただきました。クレインス副所長からは、日文研が代表幹事機関を務める「国際日本研究」コンソーシアムの今後の海外展開について説明がありました。

 意見交換後の図書館見学では、豊富な蔵書数と貴重書室に関心を寄せながら、職員の説明に熱心に耳を傾けられました

 今回のご訪問は、日文研とSOASとの学術交流協定締結後、初めて対面で実施した交流でしたが、SOASとの交流を更に強固に進めていくことが確認できた重要な機会となりました。

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