日文研の話題

　2022年11月12日(土)・13日(日)に、桂坂小学校において、桂坂オータムフェスタが開催されました。この桂坂オータムフェスタは、「緑と文化芸術のまち・桂坂」の発展をめざして昨年度より開催されている「桂坂学区民文化祭」に、「洛西ふれあいの里秋まつり」をあわせたもので、桂坂学区自治連合会 桂坂学区民文化祭実行委員会が主催しました。日文研もこの催しに協力し、松田利彦副所長が来賓としてあいさつしたほか、「化物尽絵巻（レプリカ）」を出展しました。

　「化物尽絵巻（レプリカ）」は、日文研が所蔵している北斎季親（ほくさい　すえちか）の化物尽絵巻（ばけものづくしえまき）を精密に拡大印刷したもので、別添のQRコードにスマートフォンなどをかざすと、日文研の怪異・妖怪画像データベースや怪異・妖怪伝承データベースを見ることができます。日文研の研究成果や所蔵資料を紹介する社会共創コミュニケーション構築事業の一環として、「怪異・妖怪文化資料データベースプロジェクト（研究代表者：山田奨治教授・安井眞奈美教授）」の協力を得て作成・展示しました。

　桂坂オータムフェスタには、11月12日(土)・13日(日)の2日間に地域のみなさまが多く訪れ、日文研の展示も楽しんでくださいました。日文研は今後も、地域社会との連携を深め、研究・教育活動の情報発信に力を入れていきます。

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• 松田副所長による来賓あいさつ
• 展示のQRコードを読みとる来場者