閉じる

日文研の話題

ドイツ日本研究所と学術交流協定を締結しました(2022年10月6日)

2022.10.31

 去る、106日(木)、ドイツ日本研究所と学術交流に関する協定を締結しました。

 調印式には、井上所長、スクリーチ国際研究推進部長ほか関係教員5名、ドイツ日本研究所からはフランツ・ヴァルデンベルガー所長、バーバラ・ホルトス副所長ほか5名が出席しました。両機関の教員の専門について紹介された後、今後の両機関の研究交流活動の発展について、また今年度からドイツ日本研究所が正会員となった「国際日本研究」コンソーシアムの活動についても活発な意見交換が行われ、終始和やかな雰囲気で終了しました。

 また、調印式後には、クレインス副所長による貴重書説明会「日本開国以前にドイツ語で普及した日本情報 / German books on Japan in the Early Modern Period」が図書館にて実施されました。

 さらに、協定調印の記念行事として、Evening Seminar “A Dialogue of the Two Japan-Study Institutes” を開催しました。セミナーではドイツ日本研究所の発表者6名の専門や研究活動について発表があり、Digital Humanitiesも話題に上りました。ドイツ日本研究所所属の多くの研究員が執筆者となっている“Studying Japan”についても質疑があり、第4期中期目標・中期計画期間に日文研が刊行を計画している国際日本研究のための英文Handbookについては、今後のシンポジウムやワークショップ開催が提案されました。

 このたびの協定締結により共同研究や人材交流等、相互の学術交流や研究協力のさらなる推進が期待されます。

トップへ戻る