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図書館のお知らせ

図書館のトピックス(2024年9月)

2024.10.07
●国際交流
 9月11日から14日、ブルガリアのソフィアで開催された日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会に、日文研から教員2名・情報管理課職員2名が参加しました。情報管理課職員が日文研図書館のサービスについてブースを出展し、各国の日本資料専門家に対する広報や情報交換に努めました。また山田教授による「日文研デジタルアーカイブの公開とAI技術によるDBの高度利用」と題した発表がおこなわれ、日文研が公開するデジタルアーカイブへのAI技術やデジタル人文学手法の導入・実用化について紹介しました。(2024/9/11-14)


●新着資料
・都筑文四郎『西上雜記』(文久3年、自筆)
・「幕末維新期記録」


●蔵書画像の利活用

○学術
・日並彩乃「観光案内図の図像学-吉⽥初三郎《嚴嶋新案内》と近世の厳島̶」『大阪観光大学研究論集』第24号(2024年3月)
→「厳島新案内」ほか吉田初三郎地図
・西嶋佑太郎「藤林普山『蒲朗加児都解剖図説』と翻訳語」『近世京都』第7号(2024年9月)
→「再刻武蘭加児都觧屍図説 巻之五」

○書籍等
・石上阿希「「見立て」を楽しむ春画の見方」『美術の窓』(2024年10月号)
→「萬福和合神」ほか 艶本資料データベースより
・海野聡『古建築を受け継ぐ――メンテナンスからみる日本建築史』岩波書店(2024年7月)
→「大仏のある京都方広寺」(エグモント編『地球一周旅行』)
・小泉和子『ポッタリひとつで海を越えて―在日コリアンの生活誌―』合同出版株式会社(2024年9月)
→朝鮮写真絵はがきデータベースより
・しんりゅう『神話と宗教の解体神書 ファンタジーの元ネタ超解説』株式会社KADOKAWA(2024年9月)
→「岩戸神樂ノ起顯」ほか
・山村竜也『蔦屋重三郎 江戸のメディア王と世を変えたはみだし者たち』宝島社新書(2024年10月)
→歌川国貞「隠亡堀の場 : 東海道四谷怪談」


●データベース
・「日本関係欧文貴重書」を更新しました
 デ・フリース『東西インド奇事詳解』全4巻とトゥンベリ『ヨーロッパ・アフリカ・アジア紀行』全4巻を公開しました。
 https://shinku.nichibun.ac.jp/kichosho/new/

  • EAJRSでのブース出展の様子 EAJRSでのブース出展の様子
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