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お知らせ

京都駅ビル2Fインフォメーション前で「(まなぶんか in 京都駅ビル)日本近代美術への誘い ――日文研所蔵美術展覧会絵葉書の世界」展を開催しています(2024年1月28日まで)

2024.01.24

 日文研は、近代日本美術の大衆への普及という観点から、長年にわたって文展(文部省美術展覧会)、帝展(帝国美術展覧会)、新文展(新文部省美術展覧会)、二科展(二科美術展覧会)などの主要美術展覧会の絵葉書を蒐集し、その大衆文化の発展過程における役割等を研究してきました。これらの絵葉書は、現時点で約25,000点に達していて、一部は近代日本美術展絵葉書データベースからもご覧いただけます。

 このたび、西日本旅客鉄道株式会社及び京都駅ビル開発株式会社の多大なるご協力のもとで両会社と共催し、その企画事業「まなぶんか in 京都駅ビル」の一環として、上記の絵葉書コレクションから各時代の特徴を反映する代表的な画家、とりわけ京都関係者の作品と「外地」関連の作品などを、「日本近代美術への誘い ――日文研所蔵美術展覧会絵葉書の世界」と題して、京都駅ビル2Fのインフォメーション前でパネル展示しています。

 1月20日(土)の劉建輝教授(日文研)によるギャラリートークには、お父様が蒐集されていたという美術展絵葉書のアルバムを持参してくださった方もいらして、主催者側としても展示の醍醐味を感じました。

 なお、劉教授によるギャラリートークは、1月27日(土)も、10時30分~・14時00分~それぞれ30分ほど予定しております。京都駅のざわめきのなかで、日本近代美術がたどった歴史に思いを馳せてみませんか。

  • 展示会場の入り口 展示会場の入り口
  • 劉建輝教授によるギャラリートーク 劉建輝教授によるギャラリートーク
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