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その他の研究会/シンポジウム

第42回 人文機構シンポジウム

開催日時:2024年07月27日(土)13:00 

テーマ

「デジタル・ヒューマニティーズが拓く人文学の未来」

概要

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 人間文化研究を推進する国際日本文化研究センター(日文研)を含む6つの大学共同利用機関を統括する 「大学共同利用機関法人人間文化研究機構」が、高麗大学校文科大学、Digital-HUSS コンソーシアム、「国際日本研究」コンソーシアムとの共催により、2024年7月27日に日文研にてシンポジウムを開催いたします。詳細情報とお申込み方法につきましては、下記をご参照ください。

<人間文化研究機構のウェブページはこちら>
https://www.nihu.jp/ja/event/symposium/42

2024年7月27日(土)開催

【開催趣旨】

 デジタル・ヒューマニティ―ズ(DH)とは、情報学を背景とするデジタル技術を人文学に応用する手法のことである。 

 人間文化研究機構では、DHは他分野の研究者が新たな研究領域を共創する場であり、また次の世代への知を創り出す基盤ともなると考えて、その推進を重要課題としている。

 今回、日文研が「国際日本研究」コンソーシアムの研究者ネットワークを活用して開催する本シンポジウムは、まずDH分野の先駆である韓国からの現況紹介を受け、機構、上記コンソーシアム加盟研究機関、日文研学術交流協定校、それぞれ所属の研究者による報告と続き、最後に鼎談へと進む。デジタル環境の特性を活かし組織、国・地域、研究分野、などの壁をこえる連携や技術革新がテーマとなろう。市井の人にも馴染みある学問である人文学、その人文学の未来をDHで拓くという知的興奮を味わっていただきたい。

プログラム

韓国語プログラムはこちら

13:00 開会挨拶 木部 暢子(人間文化研究機構 機構長)
13:05 趣旨説明 井上 章一(国際日本文化研究センター 所長)
13:20 基調講演(韓国語:日本語同時通訳あり)
金 俊淵(高麗大学校 教授)
Consideration of the Direction of Digital Humanities in Literature Research
(文学研究から見たデジタルヒュ-マニティーズの行方)

<休 憩>

14:40 発表1(日本語:韓国語同時通訳あり)
永井 正勝(人間文化研究機構 特任教授/国立民族学博物館)
人文学の資料をデジタル世界に乗せて活用する ―人文学からみたDHの魅力―
15:20 発表2(日本語:韓国語同時通訳あり)
ハラルド・クマレ(ドイツ日本研究所 主任研究員)
認識的徳の観点から見た日本の科学インフラ ―事例研究で得られた知見―

<休 憩>

16:20 ラウンドテーブルディスカッション
登壇者全員による鼎談
総合司会:関野 樹(国際日本文化センター 教授)
17:00 ラウンドテーブルディスカッション 閉会

見出しアイコン開催情報

開催日: 2024年07月27日(土) 
開場時間: 12:30
開始時間: 13:00
終了時間: 17:00
場所: 国際日本文化研究センター 講堂(ウェビナー・ハイブリッド開催)
使用言語: 日本語/韓国語(同時通訳有)
申込み方法:

参加ご希望の方は、対面及びオンラインによる参加が可能です。
以下のURLより事前申し込みをお願いいたします。

https://submit.jotform.com/241551833430450

申込締切: 2024年7月24日(水)17時
定員: 会場300名/オンライン500名
主催: 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
共催: 高麗大学校文科大学、Digital-HUSS コンソーシアム、「国際日本研究」コンソーシアム
後援: 文部科学省

■お問合せ・連絡先

第42回人文機構シンポジウム事務局:(株)CSセンター内
TEL:075-241-9620
E-mail:nihusympo*cscenter.co.jp(*を@に変えてお送りください)


 また、日文研と学術交流協定校である高麗大学校文科大学との共同主催により、デジタル・ヒューマニティーズに関する国際シンポジウム等を7月26日と7月28日にあわせて開催いたします(※この両日については、一般参加者は募集しておりません)。

 Digital-HUSS コンソーシアム(高麗大・淑明女大・嶺南大・忠南大・順天大融合人材養成事業団)、立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」(ARC-iJAC)、情報処理学会・人文科学とコンピューター研究会、人間文化研究機構DH推進室、「国際日本研究」コンソーシアム等の機関との連携によりワークショップやシンポジウムを開催し、学生及び研究者がデジタル・ヒューマニティーズについて発表を行います。

【2024年7月26日(金)】

★全体プログラムはこちら
日本語韓国語

9:00-12:00 人文科学とコンピューター研究会

詳しいプログラムはこちらをご覧ください。
※第136回人文科学とコンピュータ研究発表会のページに移動します。
11:00-11:40 Digital-Huss 講演会
13:00-15:30

日韓次世代デジタル・ヒューマニティーズ(DH)フォーラム

タイトル:挑戦するデジタル・ヒューマニティーズ(DH)

<概要>

 日韓次世代デジタル・ヒューマニティーズ(DH)フォーラムは、デジタル人文学を研究する韓国と日本の学生/次世代研究者の成果を共有し、国際的ネットワークを形成して、この分野の研究と教育とを先導できるグローバル拠点の構築を目標にしている。今回、Digital-HUSSコンソーシアムの学生達と立命館大学の学生達が、文学・美術・社会・政治・大衆文化などのそれぞれの問題関心にしたがって10個のテーマで研究成果を発表する。デジタル人文学に対する国際的視野を培い、持続的な共同成果を創出する契機になることを期待する。

★詳しいプログラムはこちら
日本語韓国語

15:30-18:30 DH若手の会

詳しいプログラムはこちらをご覧ください。
※ NIHU-DH のページに移動します。

【2024年7月28日(日)】

タイトル:「人文知と情報知の接合―デジタル・ヒューマニティーズの可能性と課題」

<概要>

 人文科学の研究においてデジタル技術の活用は大きな課題となっている。ビッグデータの収集・分析が人文学研究にもたらしうる新たな視点が言語学・文学・歴史学・社会学など分野を問わず模索されている。その一方で、デジタルツールへの過度な依存が、伝統的な人文学的スキルにとって有益なのかどうかについては研究者の意見は分かれるだろう。情報学・文学・歴史学・言語学などの諸分野の研究者がそれぞれの問題関心にしたがって行う発表を通じて、本シンポジウムをデジタル・ヒューマニティーズの可能性と課題を考える場としたい。

詳しいプログラムはこちら
日本語韓国語

■お問合せ・連絡先

国際日本文化研究センター 研究協力課国際研究推進係
E-mail: symposium*nichibun.ac.jp (*を@に置き換えてください)
TEL: 075-335-2041

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