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基幹研究プロジェクト

国際シンポジウム

テーマ

グローバル・コンテクストにおける妖怪の理論化と歴史化

概要

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 この度、国際日本文化研究センター(日文研)では、コロンビア大学のハルオ・シラネ教授とともに、「妖怪」を理論化・歴史化するディスカッションを開催します。これまで日文研にて進めてきた、妖怪に関する共同研究会やデータベースの構築、大衆文化プロジェクトなどの成果を基に、妖怪研究のよりグローバルな展開を目指して議論していきます。どうぞふるってご参加ください。

 プログラム・詳細につきましては、チラシをご参照ください。

プログラム

12月16日(土)9:00~12:00(日本時間)
(※12月15日(金)19:00-22:00(ニューヨーク時間))

【問題提起】「妖怪」を定義・理論化し、比較する

ハルオ・シラネ(コロンビア大学・教授 2019年山片蟠桃賞、第1回日本研究国際賞受賞)

 キリスト教、仏教、イスラム教などの大宗教や科学の普及に伴って、民間信仰的なものは排除されていくと言われているが、日本では、民間信仰が宗教(仏教や神道、儒教)に吸収されず、活発に生きて今日に至っている。その基盤である霊魂信仰などから多くの妖怪が生まれ、他の信仰や宗教や科学(本草学など)と共存して変遷してきた。妖怪現象の大きな特徴の一つは、自然環境との深い関わりと恐怖である。自然環境の大きなコンテクストの中で、妖怪を理論化、歴史化していく見取り図を示し、議論のきっかけとしたい。


【ディスカッション】「妖怪」の理論化と歴史化

山中由里子(国立民族学博物館・教授)
木場貴俊(京都先端科学大学・准教授)
廣田龍平(慶應義塾大学等・非常勤講師)
大塚英志(国際日本文化研究センター・教授)
マイケル・ディラン・フォスター(カリフォルニア大学デービス校・教授)
金容儀(韓国全南大学校・教授)
小松和彦(国際日本文化研究センター・名誉教授)
安井眞奈美(国際日本文化研究センター・教授)

見出しアイコン開催情報

開催日: 2023年12月16日(土) 
お申し込み方法:

【11月17日(金)午前10時】申し込み開始

下記URLの申し込みフォームからお申し込みください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_H9PpVi4RTRSBh494CRRyRg
※500名に達した時点で締め切らせていただくことを、予めご了承ください。

場所: オンライン(Zoomウェビナー)
主催: 国際日本文化研究センター
対象者: 研究者、大学生、大学院生
使用言語: 日本語
お問い合わせ・連絡先: 国際日本文化研究センター 研究協力課国際研究推進係
E-mail: suishin*nichibun.ac.jp (*を@に置き換えてください)
TEL: 075-335-2075
FAX: 075-335-2092
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