第346回 日文研フォーラム
※ 今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、中止する場合がございます。最新情報は、日文研WEBサイトにてご確認ください。
開催日時:2023年01月17日(火)18:30
テーマ
二宮金次郎像から考える台湾教育史
概要
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1895年から1945年まで日本の植民地だった台湾では、1930年代後半から初等学校を中心として二宮金次郎の銅像を設置し始めました。その設置の背景は、同時代の植民地宗主国日本と共通する側面もあります。しかし、植民地支配下で教育機会に大きな制限を受けていた台湾人にとっては、金次郎像が象徴する「勤勉」や「向学心」は日本内地とは異なる意味を持っていました。この講演では台湾における二宮金次郎像を通じて植民地期の台湾教育史についてお話しするとともに、戦前と戦後という時代を越えて台湾社会に折り重なる歴史の記憶について考える機会としたいと思います。 |
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発表者 | 許 佩賢 台湾師範大学台湾史研究所(台湾) 教授 国際日本文化研究センター 外国人研究員 |
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コメンテーター | 松田 利彦 国際日本文化研究センター 副所長・教授 |
司会 | 楠 綾子 国際日本文化研究センター 教授 |
開催情報
開催日 | 2023年01月17日(火) |
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場所: | ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375 |
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開場時間: | 18:10 |
開始時間: | 18:30 |
終了時間: | 20:30 |
申込み: | 要(申し込み多数の場合は抽選による) ・受講の際に手話通訳をご希望の方は、ご相談ください。 なお、ご希望にそえない場合もございますので、予めご了承願います。 ※ 今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、中止する場合がございます。最新情報は、日文研WEBサイトにてご確認ください。 |
受講料: | 無料 |
申込み方法: | ①催し物名、②氏名(ふりがな)、③郵便番号・住所、④電話番号(日中ご連絡がとれるもの)を明記のうえ、メールまたはハガキにてお申込ください。申込者多数の場合は、抽選を行います。
【申込期日】 12月22日(木)正午必着 ・結果は当落にかかわらず 1月10日頃 ハガキにてお知らせいたします。 ・複数名で参加希望の場合は、全員の必要事項(①催し物名、②氏名(ふりがな)、③郵便番号・住所、④電話番号(日中ご連絡がとれるもの))が必要です。 【宛先】 ≪メールの場合≫ forum*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください) ≪ハガキの場合≫ 〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2 国際日本文化研究センター研究協力課「日文研フォーラム」担当宛 |
定員: | 70名 |