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日文研木曜セミナー

第285回 日文研木曜セミナー

写真撮影、録画、録音はご遠慮ください。

(報道機関の皆様へ)取材をご希望の場合は、事前に取材申込を行ってください。
開催日時:2025年10月16日(木)16:30 

テーマ

帝国日本における性売買に関する社会変革の試み
―1920年代の台湾と1930年代の東京・玉の井の事例から

概要

 1920年代の日本統治期台湾では、台湾新文化運動のリーダーであった蒋渭水と日本人運動家、稲垣藤兵衛によって自由廃業が宣伝されると、多くの娼妓たちが遊廓から逃走する騒動となり、植民地社会に廃娼理念を広めるきっかけとなった。一方、日本本土では、最大規模の私娼街であった東京玉の井において、1930年代に女性向上会を中心とする「私娼解放運動」が展開された。本セミナーでは、これら二つの事例を手がかりに、帝国日本における性売買に関する社会変革の試みの歴史的意義を検討する。

発表者
陳 姃湲
国際日本文化研究センター 外国人研究員/中央研究院台湾史研究所 副研究員
寺澤 優
広島大学 日本学術振興会特別研究員
コメンテーター
松田 利彦
国際日本文化研究センター 副所長
山家 悠平
佛教大学/京都芸術大学 非常勤講師
司会
西田 彰一
国際日本文化研究センター プロジェクト研究員

見出しアイコン開催情報

開催日: 2025年10月16日(木) 
場所:
国際日本文化研究センター セミナー室1(Zoomによるハイブリッド開催)
開始時間:
16:30
終了時間:
18:00
参加対象者:
研究者の方を対象(学生を含む)
言語:
日本語
参加方法:
申し込みが必要です。
10月14日(火)正午までに 申込フォームからお申し込みください。
折り返し、開催前日までにZoom情報等のご案内をメールにてお知らせいたします。

報道関係者でイベントの取材を希望される場合は、取材申込フォームにて事前に取材申込を行ってください。
https://forms.office.com/r/HcQSncHL8V
お問合せ:
国際日本文化研究センター総務課総合情報発信室事務室広報係
seminar*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)
備考:
お申し込み時にお預かりした個人情報は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構関連事業や日文研が開催するイベント及び活動等のご案内に使用いたします。あらかじめご了承願います。
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