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基幹研究プロジェクト

シンポジウム

テーマ

日本宗教・思想文化の接合域と多面性を考える
――「他者」とどのように向き合ったのか――

概要

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日本においては、さまざまな宗教や思想が「外」からやってきている。古代においては仏教や儒教が、その後にはキリスト教も伝来している。また、日本は「外」からやって来た宗教や思想を受容するだけでなく、特に近代において「外」に向けて発信した歴史も有している。本企画では、特に日本と世界各地の文化間の接合の視点から、近世および近代における仏教、キリスト教、神道、儒教を介した交渉過程に着目し、シンポジウムとワークショップを実施し、日本と西洋、東アジアとの間において、日本の文化が異なる文化に対してどのように接合して来たのか議論を深めることを目指す。

 

プログラム

総合司会:西田彰一(日文研)、藤本憲正(日越大学)

1日目:2024年3月23日(土)(13:00~17:40)

13:00~13:10 開会挨拶
13:10~13:20 趣旨説明:西田彰一(日文研)

第一部:シンポジウム

13:20~14:20 小俣ラポー日登美(京都大学)
「中近世ヨーロッパ殉教伝のテキスト・マイニングから見る日本─イメージと言説の再生産が紡ぐ歴史」
14:30~15:30 守屋友江(南山大学)
「近代仏教史における「日本」を相対化する視点」
15:45~16:00 フレデリック・クレインス(日文研):コメント①
16:00~16:15 ダニエル・シュライ (日文研):コメント②
16:15~16:30 末木文美士(東京大学・日文研):コメント③
16:40~17:40 質疑応答


2日目:2024年3月24日(日)(9:40~14:25)

第二部:若手研究者によるワークショップ

9:40~10:00 殷暁星(広島大学)
「日中琉における教化思想の交差――琉球王国の明清聖諭受容について」
10:00~10:20 齋藤公太(北九州市立大学)
「渡瀬常吉の「日本神学」」
10:20~10:40 洪伊杓(山梨英和大学)
「海老名弾正の帝国神道的キリスト教」
10:40~11:00 坂知尋(日文研)
「弥彦神社神宮寺の妙多羅天女像」
11:15~11:30 星野靖二(國學院大学):コメント①
11:30~11:45 伊東貴之(日文研):コメント②
11:45~12:00 芦名定道(関西学院大学):コメント③
12:00~12:45 昼休憩
12:45~14:15 質疑応答及び総合討論
14:15 閉会挨拶
14:25 終了予定

見出しアイコン開催情報

開催日: 2024年03月23日(土) ~ 2024年03月24日(日)
予約フォーム:

お申し込みの受付は終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。

場所: オンライン(Zoomウェビナー)
主催: 国際日本文化研究センター
対象者: 研究者、大学生、大学院生
使用言語: 日本語
お問い合わせ・連絡先: 国際日本文化研究センター 研究協力課国際研究推進係
E-mail: suishin*nichibun.ac.jp (*を@に置き換えてください)
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