海外シンポジウム
開催日時:2023年10月13日(金)10:00 ~ 2023年10月14日(土)
テーマ
服飾・装飾から考える東アジアの近代
概要
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この度、国際日本文化研究センターおよび「国際日本研究」コンソーシアムの主催で海外シンポジウム「服飾・装飾から考える東アジアの近代」を開催いたします。シンポジウム第一部ではコシノヒロコ先生がご登壇され、これまでの海外でのご活躍を中心にお話をいただく予定です。第一部及び第三部についてはファッションやデザインにご関心のある研究者・学生の皆様に広くご参加いただきたいと考えております(第二部は一般公開していません)。 ※ポスターのダウンロードはこちらから
(開催趣旨) 本シンポジウムでは、近代以降、日本をはじめとする東アジア地域が西洋由来の近代的身体を構築する際に、いかにその「表現」としての服飾や装飾を変容させながら新たな規範を作り上げ、またそこにいかなる社会的な意味と機能を持たせたかについて討議し、その歴史的経緯の検証を通じて、当地域内の西洋近代受容をめぐる多角的な相関関係の一端を明らかにする予定です。 |
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プログラム
10月13日(金)
第一部「国際日本研究」コンソーシアム海外会員機関設置宣言・鼎談
10:00 |
開会【司会:劉建輝(日文研)】
井上章一(日文研・所長) 開会挨拶・「国際日本研究」コンソーシアム海外会員機関設置宣言 |
10:15 | 劉建輝(日文研) 「国際日本研究」コンソーシアム海外会員機関参加への誘い |
10:30 |
鼎談「世界に翔く日本のファッション ― 過去から未来へ」
コシノ ヒロコ(ファッションデザイナー・アーティスト)、井上章一(日文研)、劉建輝(日文研) |
12:00 | 第一部閉会 |
第二部 国際交流基金日本研究フェロー・カンファレンス
「新たな展開を求めて――国際日本研究の現在(イマ)」
(第二部は一般公開していません)
10月14日(土)
第三部 海外シンポジウム「服飾・装飾から考える東アジアの近代」
10:00 | 開会【司会:安井眞奈美(日文研)】 |
10:10 | 講演 井上章一(日文研)「下着の近代史―ふんどしから考える」 |
10:50 | 岡本慶子(法政大学)「大塚末子の茶羽織と桂由美のウェディングドレス」 |
11:30 | 刑部芳則(日本大学)「セーラー服の普及と生活変化」 |
12:10 | 斎藤光(京都精華大学)「「誰」がモダンガールだったか? ―― 「外見でわかる」に潜む「問題」」 |
12:50~14:10 | 休憩 |
【司会:松田利彦(日文研)】 | |
14:10 | 李京美(韓京国立大学)「洋服の導入と大韓帝国の服飾政策」 |
14:50 | 崔銀水(国立民俗博物館)「近代チョゴリ(襦)の形態美と織物の多様性」 |
15:30 | 劉玲芳(東京大学東洋文化研究所)「近代日本と中国の装いの交流――制服、ファッションをめぐって」 |
16:10~16:20 | 休憩 |
【司会:伊東貴之(日文研)】 | |
16:20 | 卞向陽(東華大学)「近代上海服飾史」 |
17:00 | 劉瑜(東華大学)「国際的視野からみるチャイナドレスとその変化」 |
17:40 | 多麗梅(故宮博物院)「故宮所蔵品からみるエヴェンキ族の毛皮文化とその変遷」 |
18:20~18:30 | 休憩 |
18:30 | 第三部総合討論【司会:劉建輝(日文研)】 |
19:00 | 閉会 |
開催情報
開催日: | 2023年10月13日(金) ~ 2023年10月14日(土) |
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- お申し込み方法:
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対面及びオンラインによる参加が可能です。
以下のURLより事前申し込みをお願いいたします。
https://forms.office.com/r/2D2GKt8kWb
申し込み期限:2023年10月6日(金)
- 場所:
- 日文研講堂、オンライン
- 主催:
- 国際日本文化研究センター・「国際日本研究」コンソーシアム
- 共催:
- 国際交流基金(第二部)
- 協力:
- 京都日本文化資源研究所(第一部)
- 使用言語:
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第一部 日本語
第二部 日本語、英語(一般公開していません)
第三部 日本語(日本語、中国語、韓国語の同時通訳が入ります)
- お問い合わせ・連絡先:
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国際日本文化研究センター 研究協力課国際研究推進係
E-mail:symposium*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)
TEL: 075-335-2073
FAX: 075-335-2092