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共同研究2024年

「知」を編むということ―集輯・編訳・表象にまつわる共創的探究

ユニット
文化と権力
研究代表者 片岡 真伊准教授

 「知」はいかにして編まれ、変容してきたのだろうか。その結果、いかなる問題が生じどのような可能性が拓かれてきたのか。本共同研究は、国際的な視野からみた際に浮かび上がる「知」の編纂の実像と可能性について探究する。
 「知」を集め、選び、訳し、表すという営みは、時代・文化・事物により多様な様相や展開を遂げてきた。本共同研究会では、歴史学、文学、芸術、思想など多岐にわたる分野の研究者の専門知・経験知から、「知」の編纂を多角的に考察する。日本研究者に限らず、多分野の専門知を結集し比較的視点を組み込むことで、「編む」という営為の歴史的・文化的・言語的特性を明らかにするとともに、その力学や政治学、問題系を学際的・総合的に検討する。さらに現在(いま)、いかなる「知」が求められているのかを問うことで、未来に向けた「知」の集輯・編訳・表象・伝達の可能性についても追究したい。

センター研究者等 片岡 真伊 国際日本文化研究センター・准教授
牛村 圭 国際日本文化研究センター・教授
Frederik CRYNS 国際日本文化研究センター・教授
堀 まどか 国際日本文化研究センター・客員教授
共同研究員 稲賀 繁美 京都精華大学・特別任用教授
鵜戸 聡 明治大学国際日本学部・専任准教授
宇野 瑞木 専修大学文学部・准教授
郭 馳洋 東京大学東アジア藝文書院(EAA)・特任研究員
具 裕珍 国際基督教大学・助教
榊原 理智 早稲田大学国際教養学部・教授
田中 有紀 東京大学東洋文化研究所・准教授
Diego PELLECCHIA 京都産業大学文化学部・准教授
Dennitza Stefanova GABRAKOVA 和歌山大学
橋本 順光 大阪大学人文学研究科・教授
前野 清太朗 金沢大学人間社会研究域附属文化・社会研究センター・特任助教
海外共同研究員 金 志映 淑明女子大学人文学研究所 ・助教授
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