3月15日(土)長崎県の平戸オランダ商館にて、国際シンポジウム「平戸オランダ商館文書が語る近世初期の日蘭関係」を開催します
テーマ
<一般参加者向け特別講演>
「商館長ジャック・スペックスの受信書状綴帳」
講師:フレデリック・クレインス(国際日本文化研究センター教授)
開催場所は平戸オランダ商館です。予約不要・入場無料ですので、ぜひお越しください。
概要
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国際日本文化研究センターは、2015年からオランダのハーグ国立文書館とライデン大学と共同で、400年以上前に長崎県平戸にあったオランダ商館の歴史的文書の調査を行っています。2016年には3機関が学術交流協定を結び、貴重な文書のデジタル化と翻訳作業を進めてきました。 2025年3月には、その成果として、ライデン大学と国際日本文化研究センターがそれぞれ第1冊目の翻訳書が刊行されます。これを記念して、現在復元されている平戸オランダ商館で国際シンポジウムを開催します。このシンポジウムでは研究者向けの専門的な発表が行われますが、特別講演「商館長ジャック・スペックスの受信書状綴帳」では一般の方々にもわかりやすく解説いたします。 特別講演においては、平戸オランダ商館長のジャック・スペックスが1614年から1616年に受け取った130通の手紙の内容をご紹介します。これらの手紙には、江戸時代初期の日本各地(京都、大坂、江戸、長崎など)からの情報や、オランダ東インド会社のほかの商館との貿易の様子が生き生きと記録されています。特に、大坂の陣についての貴重な記述も含まれており、外国人の目から見た当時の日本の姿を知ることができます。 400年前の日本とオランダの交流の歴史を、当時の生の記録からわかりやすく解説します。特別講演は一般の方々にもご参加いただけますので、ぜひお越しください。 |
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◆ 詳細は、平戸オランダ商館のサイトをご覧ください。
◆ 同日開催の国際シンポジウム(研究者向け)プログラムはこちらから
開催情報
開催日 | 2025年03月15日(土) |
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開催場所: | 平戸オランダ商館(長崎県平戸市) |
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開始時間: | 17:00 |
終了時間: | 18:00 |
申込: | 不要 |
受講料: | 無料 |
お問い合わせ先: | 国際日本文化研究センター総務課広報係 forum*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください) |
主催: | 国際日本文化研究センター |
共催: | 松浦史料博物館、平戸オランダ商館 |
後援: | オランダ王国大使館、平戸市 |