第351回 日文研フォーラム
テーマ
神・仏・「神仏習合」― 歴史的意義と現代実践
概要
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日本の宗教は、異なる起源の神々(今日では「神道」と呼ばれるもの)と仏教の諸尊に関連する信仰や空間を組み合わせて、しばしば「習合宗教」 と描写されます。明治維新は、この宗教性の特徴を破壊しようとし、神社と寺院を制度的に分離された存在として作り上げることに成功しました。しかし、儀礼の観点から見ると、「神」と「仏」の相互作用が続いていることがわかります。 「神仏習合」の意味は何でしょうか?「神」と「仏」の組み合わせはどのような形で発展し、現在までどのような影響を与え続けているのでしょうか?この講演では、歴史上の「神」と「仏」の組み合わせ、特に視覚的な表現および儀礼に注目して論じます。キリスト教の儀礼との比較もしながら、最近、神社で遂行される新しい習合的な実践の意味を問いかけます。 |
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講師 | ルチア・ドーラ・ドルチェ ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院 日本宗教研究センター 議長 国際日本文化研究センター 外国人研究員 |
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コメンテーター | 磯前 順一 国際日本文化研究センター 教授 |
司会 | タイモン・スクリーチ 国際日本文化研究センター 教授 |
開催情報
開催日 | 2024年09月10日(火) |
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場所: | ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375 |
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開場時間: | 18:10 |
開始時間: | 18:30 |
終了時間: | 20:30 |
申込み: | 要(申込者多数の場合は抽選による) ・参加されるにあたって特別な配慮が必要な方は、ご相談ください。 なお、ご希望にそえないこともございますので、あらかじめご了承願います。 |
受講料: | 無料 |
申込方法: | ①イベント名、②氏名(フリガナ)、③郵便番号・住所、④電話番号(日中ご連絡がとれるもの)を明記のうえ、申込フォームまたはハガキにてお申し込みください。申込者多数の場合は、抽選を行います。
【申込締切】 8月23日(金)正午必着 ・結果は当落にかかわらず 9月2日頃 ハガキにてお知らせいたします。 ・複数名で参加希望の場合は、全員の必要事項(①イベント名、②氏名(フリガナ)、③郵便番号・住所、④電話番号(日中ご連絡がとれるもの))が必要です。 【宛先】 ≪申込フォームの場合≫ https://forms.office.com/r/9i91hLG0ug ≪ハガキの場合≫ 〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2 国際日本文化研究センター総務課広報係「日文研フォーラム」担当宛 |
定員: | 90名 |