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日文研×読売Bizフォーラム東京

第3回 日文研×読売Bizフォーラム東京

テーマ

「サンフランシスコ講和条約から70年〜戦後外交史の残された課題」

見出しアイコン概要

 国際日本文化研究センター(日文研)は2021度より、一般社団法人読売調査研究機構と連携し、研究の蓄積と最新成果を広く社会に発信するため、「日文研×読売Bizフォーラム東京」を開催しています。

 第3回「日文研×読売Bizフォーラム東京」のテーマは「日本の戦後処理外交」です。サンフランシスコ講和条約が1952年に発効されて70年、今年は日中国交正常化50年の年でもあります。本講座では、講和条約の骨格や外交を通じて行われた戦後処理、そして今に残る課題などをトピックとし、日本の戦後外交を歴史的な視点から見通します。

 講師は日本政治外交史、安全保障論を専門とし、『吉田茂と安全保障政策の形成-日米の構想とその相互作用、1943~1952年』、『現代日本政治史① 占領から独立へ 1945~1952』などの著者である日文研の楠綾子教授が、聞き手は読売新聞東京本社編集委員の伊藤俊行氏が務めます。


【日本の戦後処理外交の成果と課題とは】

今年は日中国交正常化から50年。沖縄返還と日中国交正常化が実現した1972年で日本の戦後処理はほぼ終了しました。対日講和条約が調印された1951年9月(発効は1952年4月)からおよそ20年間、日本外交は戦後処理外交であったといっても過言ではありません。講和条約に参加しなかった諸国との国交関係の正常化、韓国との国交樹立、賠償・請求権問題、失われた領土の回復、そしてアメリカとの関係の「対等化」など、講和条約と(旧)日米安保条約が積み残した課題に取り組み、ひとつひとつ解決することが、日本外交の目標でした。日中国交正常化はそのひとつの到達点です。本講演では、日本の戦後処理外交を概観し、その特徴を明らかにするとともに、今日残された課題を考えます。(国際日本文化研究センター教授 楠綾子)

講師 楠 綾子(国際日本文化研究センター 教授)
聞き手伊藤 俊行(読売新聞東京本社 編集委員)
内容 (1)講師による講演 (2)トークセッション (3)Q&A

見出しアイコン開催情報

開催日 2022年11月18日(金) 
場所: YouTubeライブ配信
視聴方法の詳細については、こちらのサイトをご覧ください。
開始時間: 19:00
終了時間: 20:30
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: 参加ご希望の方は、以下の応募フォームからお申し込みください。前日までに視聴方法をメールでご案内します。
【応募フォーム】 https://peatix.com/event/3381021/
【応募締め切り】 定員に達し次第、締め切ります
定員: 500名
主催: 国際日本文化研究センター、一般社団法人読売調査研究機構
共催: 後援:読売新聞社
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