研究者
名誉教授
2020

小松 和彦 | |
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専門分野 | 文化人類学、民俗学、口承文芸論 |
研究テーマ | 公務の合間を縫って、ライフワークとして位置づけている『いざなぎ流の研究ー歴史のなかのいざなぎ流太夫』の続編・「祭文と儀礼」のための資料整理と執筆に取り組んでいます。 |
キーワード | 民俗宗教、シャーマニズム、妖怪 |
学歴
1970年3月 | 埼玉大学 教養学部 教養学科 卒業 |
1972年3月 |
東京都立大学 大学院社会科学研究科修士課程 修了 |
1976年3月 | 東京都立大学 大学院社会科学研究科博士課程単位取得 退学 |
職歴
1977年10月 | 信州大学 教養部 講師 |
1980年4月 | 信州大学 教養部 助教授 |
1983年4月 | 大阪大学 文学部 助教授 |
1996年2月 | 大阪大学 文学部 教授 |
1997年4月 | 国際日本文化研究センター 教授 |
2012年4月 | 国際日本文化研究センター 所長 |
2020年4月 | 国際日本文化研究センター 名誉教授 |
学位
1972年 |
東京都立大学 修士(文学) |
主要業績
単著書
- ・ 『妖怪たちのいるところ』, KADOKAWA, 96頁, 2018年11月
- ・ 『鬼と日本人』, KADOKAWA, 272頁, 2018年07月
- ・ An Introduction to Yōkai Culture: Monsters, Ghosts, and Outsiders in Japanese History(英文版 妖怪文化入門:依田寛子、マット・アルト訳), 出版文化産業振興財団, 196 pages, March 2017
- ・ 『異界と日本人』, KADOKAWA, 2015年07月25日
- ・ 『知識ゼロからの妖怪入門』, 幻冬舎, 東京, 2015年07月25日
全業績を表示
- ・ 『妖怪学新考 : 妖怪からみる日本人の心』, 講談社, 東京, 2015年07月
- ・ 『呪いと日本人』, 角川ソフィア文庫 , 角川学芸出版, 東京, 2014年07月25日
- ・ 『「伝説」はなぜ生まれたか』, 角川学芸出版, 東京, 2013年03月25日
- ・ 『妖怪文化入門』, 角川ソフィア文庫 , 角川学芸出版, 東京, 2012年06月25日
- ・ 『いざなぎ流の研究 歴史のなかのいざなぎ流太夫』, 角川学芸出版, 東京, 2011年09月26日
- ・ 『百鬼夜行絵巻の謎』, 集英社新書ヴィジュアル版 012, 集英社, 東京, 2008年12月16日
- ・ 『誰も知らなかった京都聖地案内』, 知恵の森文庫 , 光文社, 東京, 2006年04月05日
- ・ 『神になった人びと』, 知恵の森文庫 , 光文社, 東京, 266頁, 2006年07月15日
- ・ 『妖怪文化入門』, せりか書房, 東京, 2006年03月31日
- ・ 『異界と日本人』, 角川選書 , 角川書店, 東京, 196頁, 2003年09月10日
- ・ 『神なき時代の民俗学』, せりか書房, 東京, 253頁, 2002年07月
- ・ 『神隠しと日本人』, 角川ソフィア文庫 , 角川書店, 東京, 238頁, 2002年07月
- ・ 『日本魔界案内』, 知恵の森文庫 , 光文社, 東京, 286頁, 2002年07月
- ・ 『京都魔界案内』, 知恵の森文庫 , 光文社, 東京, 264頁, 2002年02月
- ・ 『神になった人びと』, 淡交社, 京都, 239頁, 2001年10月
- ・ 『妖怪学新考』, 小学館ライブラリー , 小学館, 東京, 299頁, 2000年08月
- ・ 『福の神と貧乏神』, ちくまプリマーブックス , ちくま書房, 東京, 200頁, 1998年06月
- ・ 『妖怪学新考』, 小学館, 東京, 253頁, 1994年07月
- ・ 『悪霊論―異界からのメッセージ』, ちくま学芸文庫 , 筑摩書房, 東京, 302頁, 1997年04月
- ・ 『酒呑童子の首』, せりか書房 , 東京, 1997年04月
- ・ 『神々の精神史』, 講談社学術文庫 , 講談社, 東京, 379頁, 1997年05月10日
- ・ 『異人論』, ちくま学芸文庫 , 筑摩書房, 東京, 285頁, 1995年06月
- ・ 『憑霊信仰論 妖怪研究への試み』, 講談社学術文庫 , 講談社, 東京, 362頁, 1994年03月04日
- ・ 『神隠し―異界からのいざない』, 叢書 死の文化 12, 弘文堂, 東京, 218頁, 1991年07月
共著書
- ・ (監修)小松和彦 監修 常光徹・山田奨治・飯倉義之 編集, 『日本怪異妖怪大事典 普及版』, 東京堂出版, 2025年01月
- ・ (共編)小松和彦・安井眞奈美・南郷晃子, 『妖怪文化研究の新時代』, 妖怪文化叢書, せりか書房 , 2022年03月
- ・ (監修)中山けーしょー作・絵, 『伝承や古典にのこる! 日本の怖い妖怪3 山の妖怪たち』, ほるぷ出版, 2020年02月21日
- ・ (監修)中山けーしょー作・絵, 『伝承や古典にのこる! 日本の怖い妖怪2 水辺と道の妖怪たち』, ほるぷ出版, 2020年01月23日
- ・ (監修)中山けーしょー作・絵, 『伝承や古典にのこる! 日本の怖い妖怪1 里の妖怪たち』, ほるぷ出版, 2019年12月06日
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- ・ (監修), 『カラー版 重ね地図で読み解く京都の「魔界」』, 宝島社, 2019年07月10日
- ・ (絵)水木しげる・(文)小松和彦, 『妖怪たちのいるところ』, KADOKAWA, 2018年11月
- ・ (編著), 『進化する妖怪文化研究』, せりか書房, 2017年10月
- ・ 常光徹と監修、香川雅信・飯倉義之 編著, 『47都道府県・妖怪伝承百科』, 丸善出版, 2017年09月
- ・ (共同監修)宮田登・小松和彦, 『青森ねぶた誌 増補版』, 青森市, 2016年08月01日
- ・ (監修), 『別冊宝島2463号 京都魔界図絵』, 宝島社, 2016年05月
- ・ (監修), 『妖怪マンガで楽しい古典』, 全五巻, 学研プラス, 2016年02月23日
- ・ (共同監修)藍伽 著 飯倉義之・小松和彦 監修, 『日本の妖怪カード』, ヴィジョナリー・カンパニー, 2015年11月11日
- ・ (共同監修)飯倉義之・小松和彦, 『決定版 日本の妖怪』, 宝島社, 東京, 2015年09月06日
- ・ (監修), 『京都魔界地図帖』, 宝島社, 東京, 2015年07月22日
- ・ (監修), 『大人の探検 妖怪 YOKAI』, 実業之日本社, 2015年05月10日
- ・ (共編著)山泰幸・小松和彦, 『異人論とは何か―ストレンジャーの時代を生きる―』, ミネルヴァ書房, 京都, 2015年03月31日
- ・ (共同監修)飯倉義之・小松和彦, 『日本の妖怪』, 宝島SUGOI文庫, 宝島社, 東京, 2015年03月19日
- ・ (監修), 『ジャパノロジー・コレクション 妖怪 YOKAI』, 角川ソフィア文庫, KADOKAWA, 東京, 2015年01月25日
- ・ (共同監修)飯倉義之・小松和彦, 『妖怪ランキング大辞典』, 株式会社カンゼン, 東京, 2014年12月05日
- ・ (共編)木部暢子・小松和彦・佐藤洋一郎, 『アジアの人びとの自然観をたどる』, 勉誠出版, 東京, 2013年11月
- ・ (共編)楊暁捷・小松和彦・荒木浩, 『デジタル人文学のすすめ』, 勉誠出版, 東京, 2013年08月
- ・ (監修)小松和彦 監修 常光徹・山田奨治・飯倉義之 編集, 『日本怪異妖怪大事典』, 東京堂出版, 東京, 2013年07月12日
- ・ (翻訳)小松和彦 ほか 訳, 『鯰絵 : 民俗的想像力の世界』, 岩波文庫 白(34)-227-1, 岩波書店, 東京, 2013年06月, (翻訳原著書: C.アウエハント)
- ・ (校注)柳田国男, 『新訂 妖怪談義』, 角川学芸出版, 東京, 2013年01月
- ・ (共編)猪木武徳・小松和彦・白幡洋三郎・瀧井一博, 『新・日本学誕生―国際日本文化研究センターの25年』, 角川学芸出版, 東京, 2012年10月31日
- ・ (共編著)プラット・アブラハム・ジョージ 小松和彦 編, 『宮澤賢治の深層 ―宗教からの照射―』, 法蔵館, 京都, 2012年04月
- ・ (共著)上野直人・小松和彦 共著, 『【対話】異形 生命の教養学VII』, 慶應義塾大学出版会, 東京, 2011年10月
- ・ (編著), 『妖怪学の基礎知識』, 角川選書, 角川学芸出版, 東京, 2011年04月25日
- ・ (編著), 『妖怪文化の伝統と創造―絵巻・草紙からマンガ・ラノベまで』, せりか書房, 東京, 2010年
- ・ (監修), 『妖怪絵巻:日本の異界をのぞく』, 別冊太陽日本のこころ, 平凡社, 東京, 2010年
- ・ (共編著)秋道智彌・小松和彦・中村康夫 編, 『水と環境』, 人と水 1, 勉誠出版, 東京, 2010年02月
- ・ (共編著)秋道智彌・小松和彦・中村康夫 編, 『水と生活』, 人と水 2, 勉誠出版, 東京, 2010年02月
- ・ (共編著)秋道智彌・小松和彦・中村康夫 編, 『水と文化』, 人と水 3, 勉誠出版, 東京, 2010年02月
- ・ (編著), 『妖怪文化研究の最前線』, せりか書房, 東京, 2009年
- ・ (編著), 『図解雑学 日本の妖怪』, ナツメ社, 東京, 2009年
- ・ (共編)近藤功行・小松和彦 編著, 『死の儀法』, ミネルヴァ書房, 京都, 2008年04月
- ・ (共同監修)諏訪春雄・芳賀徹・山折哲雄・小松和彦 監修, 『日本古典への誘い100選 II 』, 東京書籍, 東京, 2007年02月
- ・ (編著), 『怪異・妖怪百物語』, 明治書院, 東京, 2006年
- ・ (編著), 『日本人の異界観』, せりか書房, 東京, 2006年
- ・ (編集委員)編集委員 小松和彦・谷泰・原毅彦・田中雅一・渡辺公三, 『文化人類学文献事典』, 弘文堂, 東京, 2004年12月
- ・ (編著), 『日本妖怪学大全』, 小学館, 東京, 2003年
- ・ (共編著)小松和彦・関一敏 編, 『新しい民俗学へ』, せりか書房, 東京, 2002年
- ・ (責任編集), 『怪異の民俗学』, 河出書房新社, 東京, 2001年
- ・ (責任編集), 『憑きもの』, 怪異の民俗学 1, 河出書房新社, 東京, 2000年06月09日
- ・ (責任編集), 『妖怪』, 怪異の民俗学 2, 河出書房新社, 東京, 2000年07月25日
- ・ (責任編集), 『河童』, 怪異の民俗学 3, 河出書房新社, 東京, 2000年08月21日
- ・ (責任編集), 『鬼』, 怪異の民俗学 4, 河出書房新社, 東京, 2000年10月25日
- ・ (責任編集), 『天狗と山姥』, 怪異の民俗学 5, 河出書房新社, 東京, 2000年12月
- ・ (責任編集), 『幽霊』, 怪異の民俗学 6, 河出書房新社, 東京, 2000年10月25日
- ・ (責任編集), 『異人・生贄』, 怪異の民俗学 7, 河出書房新社, 東京, 2001年05月30日
- ・ (責任編集), 『境界』, 怪異の民俗学 8, 河出書房新社, 東京, 2001年06月30日
- ・ (編集), 『神隠し譚』, 桜桃書房, 東京, 2001年
- ・ (編著), 『記憶する民俗社会』, 人文書院, 京都, 2000年
- ・ (共編)倉石あつ子・小松和彦・宮田登 編, 『人生儀礼事典』, 小学館, 東京, 2000年03月
単独論文
- ・ 「동아시아 문화사재고―′요괴적인 것 과 실크로드―」 (東アジア文化史再考―『妖怪的なもの』とシルクロード―), 한양대일본학국제비교연구소(漢陽大日本学国際比較研究所)『요괴 또 하나의 일본의 문화코드(妖怪 もう一つの日本の文化コード)』, 역락, 2019年02月, pp.17-29
- ・ 「日本の鬼とはなにか」, 『〝한∙일 도깨비의 세계문화적 위상〞을 위한 국제 세미나』, 섬진강, 도깨비마을, 2018年10月11日, pp.7-19
- ・ 「二つの「一つ家」―国芳と芳年の「安達ケ原」をめぐって」, 2018年07月, pp.46-72
- ・ 「ミクロネシアの離島で日本文化を考える 妖怪譚を中心に」, 郭南燕・将基面貴巳編『南太平洋から見る日本研究:歴史、政治、文学、芸術』, 国際日本文化研究センター, 2018年03月, pp.11-2
- ・ 「洪水怪異伝承の構造と意味」, 小松和彦編『進化する妖怪文化研究』, せりか書房, 2017年10月, pp.10-35
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- ・ 「はしがき」, 山泰幸・小松和彦編著『異人論とは何か―ストレンジャーの時代を生きる―』, ミネルヴァ書房, 2015年03月
- ・ 「教派神道と宗教者・芸能者」, 島薗進・高埜利彦・林淳・若尾政希編『シリーズ日本人と宗教 近世から近代へ4 勧進・参詣・祝祭』, 春秋社, 2015年03月, pp.176-207
- ・ 「いざなぎ流の神の表象―『自然』の擬人化を考える―」, 『人間文化研究機構連携研究「自然と文化」事務局編『大学共同利用機関法人人間文化研究機構連携研究「アジアにおける自然と文化の重層的関係の歴史的解明」最終年度成果報告書』, 人間文化研究機構, 2015年02月, pp.179-191
- ・ 「序 妖怪研究の新たな出発にむけて―若干の回顧と展望」, 『国際研究集会報告書第45集「怪異・妖怪文化の伝統と創造―ウチとソトの視点から」』, 国際日本文化研究センター, 2015年01月30日, pp.9-15
- ・ 「宮澤賢治とアニミズム的感性―その『まなざし』の位置を考える―」, プラット・アブラハム・ジョージ編『インド宮澤賢治国際学会 宮澤賢治と共存共栄の概念:賢治作品の見直し』, Northern Book Centre, 2014年06月
- ・ 「カミの変遷」, 『岩波講座 日本の思想第八巻 聖なるものへ―躍動するカミとホトケ』, 岩波書店, 2014年01月
- ・ 「魅力的なデータベースとは何か—日文研の怪異・妖怪関係データベースをめぐって」, 『デジタル人文学のすすめ』, 勉誠出版, 2013年07月
- ・ 「賢治童話における「童子」をめぐって ―『オツベルと象』の〈赤衣の童子〉はどこから来たのか?―」, 『宮澤賢治の深層 ―宗教からの照射―』, 法蔵館, 2012年, pp.88-108
- ・ 「入らずの山と鎮守の森―もうひとつの環境思想としての民俗知」, 『日本の環境思想の基層―人文知からの問い』, 岩波書店, 2012年
- ・ 「水木しげるの妖怪画を解読する:日本になぜ妖怪が多いのか」, 荒俣宏監修『水木しげるの妖怪地図』, 平凡社, 2011年, pp.89-91
- ・ 「近世の庶民信仰 身近になった神仏画」, 『別冊太陽 名僧でたどる日本の仏教』, 平凡社, 2011年, pp.160-164
- ・ 「Ⅶ 妖怪画の系譜」, 『妖怪学の基礎知識』, 角川学芸出版, 2011年, pp.169-186
- ・ 「Ⅰ 妖怪とは何か」, 『妖怪学の基礎知識』, 角川学芸出版, 2011年, pp.9-32
- ・ 「はじめに」, 『妖怪学の基礎知識』, 角川学芸出版, 2011年, pp.7-8
- ・ 「火をめぐる神話と儀礼」, 『人と自然』第一号, 2011年03月, pp.20-23
- ・ 「鬼とは、なにか」, 『都市問題』102(2), 2011年, pp.4-5
- ・ 「鬼の図像をめぐって」, 『月刊みんぱく』2月号, 2011年, pp.4-5
- ・ 「〈さまざまな怖ろしげなるものたち〉の図像化をめぐって」, 『妖怪文化の伝統と創造:絵巻・草紙からマンガ・ラノベまで』, せりか書房, 2010年09月, pp.14-35
- ・ 「日本の妖怪の多様性をめぐって」, 『ビオストーリー』第13号, 生き物文化誌学会, 2010年, pp.50-56
- ・ 「民俗学から見た表現活動」, 『幼児教育 知の探求11 表現芸術の世界』, 萌文書林, 2010年
- ・ 「日本の庶民信仰に関する二題」, 『日本研究論文集・社会・文化史』, ハノイ国家大学, 2010年
- ・ 「安丸良夫の民俗論」, 安丸良夫・磯前順一編『安丸思想史への対論』, ぺりかん社, 2010年
- ・ 「九頭龍信仰論素描」, 秋道智彌・小松和彦・中村康夫編『水と文化』, 勉誠出版, 2010年
- ・ 「水の神、水の妖怪」, 『人と水』第8号, 人間文化研究機構, 2010年03月, pp.20-23
- ・ 「琵琶をめぐる怪異の物語」, 小松和彦編『妖怪文化論の最前線』, せりか書房, 2009年
- ・ 「福・禄・寿と七福神」, 『淡交』63(1), 2009年
- ・ 「民間宗教と口承文芸」, 日本口承文芸学会編『ことばの世界3 つたえる』, 三弥井書店, 2008年
- ・ 「百鬼夜行絵巻諸伝本の分類と系統」, 徳田和夫編『お伽草子百花繚乱』, 笠間書院, 2008年
- ・ 「学問の枠を超えさせた小さなムラ—知的好奇心に境界はない」, 広島大学大学院総合科学研究科編『越境のアドベンチャー』, 丸善, 2008年
- ・ 「民俗社会の「陰陽師」の存在形態・補遺」, 『比較日本文化研究』11, 風響社, 2007年12月08日
- ・ 「近世土佐の槇山郷における天の神祭祀—「いざなぎ流」との関連のなかで」, 『日本研究』35, 2007年
- ・ 「日本怪談史のために」, 『国文学 解釈と教材の研究』52-11, 2007年
- ・ 「妖怪 文化に奥行きを与える存在」, 『MOKU』15-9, 2007年
- ・ 「民俗学的妖怪論の批判的検証作業—櫻井徳太郎の妖怪伝承論にことよせて」, 佐々木宏幹監修『民俗学の地平—櫻井徳太郎の世界』, 岩田書院, 2007年
- ・ 「妖怪変化の身上調書」, 『本』32(9), 2007年
- ・ 「民俗社会のなかの『陰陽師』の存在形態—高知県物部村の「いざなぎ流太夫」の場合—」, 『宗教民俗研究』14・15合併号, 2006年
- ・ 「民俗社会のなかの『陰陽師』の存在形態・再考—高知県物部村の「いざなぎ流太夫」の場合—」, 『比較日本文化研究』10, 2006年
- ・ 「妖怪と自然との関係をめぐって」, 『野鳥』7月号, 2006年
- ・ 「天竺観の変容—お伽草子からいざなぎ流祭文へ—」, 『日本人の異界観』, せりか書房, 2006年
- ・ 「琵琶をめぐる怪異の物語」, 夢枕獏編『琵琶綺談』, 日本出版社, 2006年
- ・ 「“妖怪”は文化と時代を超えられるか」, 佛教大学文学部編『見えない世界の覗き方』, 法藏館, 2006年
- ・ 「現代の異界と妖怪退治—民俗学の立場から—」, 『京都カウンセリングセンター紀要』, 2005年
- ・ 「二十一世紀における日韓民俗文化の比較研究の在り方」, 『韓日文化交流の過去と現在、そして未来』, 韓国・全南大学校日本文化研究センター, 2005年
- ・ 「「火」をめぐる神話と祭り」, 『CEL』68, 2004年
- ・ 「Vengeful Spirits That Created Peace : A Message for Today」, 『DHARMA WORLD』vol.31, 2004年
- ・ 「妖怪文化研究の成立と展開」, 『日本の妖怪文化の想像力と表現様式』, 韓国・中央大学校韓日文化研究院日本研究所, 2004年
- ・ 「妖怪と妖怪研究」, 『日本妖怪学大全』, 小学館, 2003年
- ・ 「猿鬼退治伝説考—能登半島・柳田村当目の伝承をめぐって—」, 『日本妖怪学大全』, 小学館, 2003年
- ・ 「占い・託宣・聖所での夢」, 『週刊朝日百科 日本の歴史』52(古代8), 朝日新聞社, 2003年
- ・ 「蓑傘の民俗学」, 『遊歩人』6月号, 2003年
- ・ 「開山者は聖なる宗教者か、妖怪か」, 『朝日ビジュアルシリーズ 週刊日本遺産』47・出羽三山, 朝日新聞社, 2003年
- ・ 「異界・妖怪研究の活性化のために」, 『あの世・妖怪・陰陽師 異界万華鏡 高知編』, 高知県立歴史民俗資料館, 2003年
- ・ 「能のなかの異界」, 『観世』, 檜書店, 2003年
- ・ 「よむ・みる・きく 『雨月物語』をよむ」, 『月刊みんぱく』9月号, 2003年
- ・ 「鏡と信仰—民俗学からのアプローチ—」, 園田学園女子大学歴史民俗学会編『「鏡」がうつしだす世界』, 岩田書院, 2003年
- ・ 「陰陽師・安倍清明が見すえた「闇の世界」」, 村井康彦編『史話日本の古代』8, 作品社, 2003年
- ・ 「異界と天皇」, 『岩波講座 天皇と王権を考える』9, 岩波書店, 2003年
- ・ 「水木しげるの妖怪画をめぐって」, 水木しげる著『妖怪画談』, 岩波書店, 2002年
- ・ 「安倍晴明ブームを考える」, 『しにか』3月号, 2002年
- ・ 「「妖怪」と「幽霊」—その定義の試みと研究略史」, 『日本における怪異・怪談及び妖怪文化に関する総合的研究(科研報告書)』, 国際日本文化研究センター, 2002年
- ・ 「能楽の舞台めぐりとしての京都魔界めぐり」, 『観世』12月号, 檜書店, 2002年
- ・ 「人物博物館」, 『IS』87, 2002年
- ・ 「安倍晴明」, 『なにわ大阪再発見』5, 2002年
- ・ 「飛騨白川郷の大家族の起源を想像する—坂東真砂子『善魂宿』」, 『波』4月号, 2002年
- ・ 「鞍馬山と稲荷山」, 『アルカス』, 日本エアシステム, 2002年
- ・ 「「安倍晴明」の実像をめぐる若干の覚書—『新猿楽記』の陰陽師をめぐって」, 晴明神社編『安倍晴明公』, 講談社, 2002年09月
- ・ 「二十一世紀に読む一冊 『お伽草子』岩波文庫」, 『一冊の本』1月号, 2001年
- ・ 「近代化と妖怪 ふるさとの百年」, 『週刊20世紀』98, 朝日新聞社, 2001年
- ・ 「信仰としての桜」, 『国文学』第46巻5号, 2001年
- ・ 「猿田彦の精神史」, 『あらはれ』第4号, 2001年
- ・ 「洛中洛外魔界万華鏡」, 『京都新聞』, 2001年
- ・ 「遁世という生き方」, 『西行と兼好—乱世を生きる知恵』, ウェッジ, 2001年
- ・ 「鬼を操り、鬼になった人びと」, 夢枕獏編『七人の安倍晴明』, 文芸春秋社, 2001年
- ・ 「異界をつむぎ出した想像力」, 宮田登編『ものがたり日本列島に生きた人たち』7・伝承と文学 下, 岩波書店, 2001年
- ・ 「南洋に渡った壮士・森小弁」, 篠原徹編『近代日本の他者像と自画像』, 柏書房, 2001年
- ・ 「「民俗」はどこにあるのか : 日本民俗学の限界と可能性をさぐる」, 『民俗学研究所紀要』24, 2000年
- ・ 「神になった人びと」, 淡交, 2000年
- ・ 「ポンナップ島の親族名称と表敬・忌避行動」, 『国立民族学博物館研究報告別冊』第6号, 1989年
- ・ 「ポンナップ首長クランの交替」, 『説話と思想・社会(説話・伝承学会編)』, 桜楓社, 1987年
- ・ 「「荒神鎮め」儀礼の分析」, 『記号学研究』第3巻, 1983年
- ・ 「「いざなぎの祭文」と「山の神の祭文」」, 『修験道の美術・芸術・文学(II)(五来重編)』, 名著出版, 1981年
外部委員会
- ・ 豊中市史編纂委員, 委員
- ・ 豊中市文化財審議会, 委員
- ・ 加賀市まちづくり課, 民俗調査協力
- ・ 大学評価・学位授与機構大学評価委員会, 評価員, (2003年6月30日~2005年6月29日)
受賞
- ・ 2020年, 令和2年秋 瑞宝重光章
- ・ 2016年, 平成28年度 文化功労者
- ・ 2013年, 平成25年秋 紫綬褒章
- ・ 2011年, 第22回 高知出版学術賞, 『いざなぎ流の研究』 角川学芸出版刊
- ・ 1979年, 財団法人民族学振興会, 渋沢賞
その他
- ・ 2014年7月23日, (対談)HUMAN vol.06(小松和彦インタビュー記事)人間文化研究機構監修, 平凡社
所属学会
- ・ 日本文化人類学会
- ・ 日本民俗学会
- ・ 日本口承文芸学会
- ・ 日本宗教学会, 評議員
- ・ 民俗芸能学会