【研究集会】第23回 西日本例会・日本経済思想史学会
開催日時:2026年04月11日(土)10:00
テーマ
国際日本学の視座から見る日本の経済と思想
概要
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日本はアジアで最初に立憲体制を確立し、産業資本主義に基づく近代国家として発展した。その顕著な経済成長を支えた歴史的条件や、社会・経済を方向づけた思考様式、さらに分配・福祉といったウェルビーイングに関わる理念については、国内外の学術研究において継続的に検討されてきた。勤勉革命論、儒教倫理論、報徳思想研究など、経済的行動と倫理的規範の関係に着目する多様なアプローチが提示され、日本型経済発展の特質をめぐる分析的・比較研究も着実に蓄積されつつある。本研究集会の前半では、開催地・京都の知的・歴史的文脈に着目し、この領域を長く切り拓いてきた研究者を招き、京都という「場」が経済知の構想と思想形成にどのような影響を与えてきたのかを検討する。後半では、海外出身の研究者や国際日本学に取り組む次世代研究者による報告を中心に、学際的かつ国際的な対話を促進することを目指す。こうした世代・地域・分野を越境する討議を通じて、国際的ネットワークの構築と知的交流の深化を図り、日本経済思想を媒介とした国際日本学の新たな展開を切り開く場としたい。 |
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プログラム
| 10:00 | 開会挨拶
瀧井一博(国際日本文化研究センター教授・上廣国際日本学研究部門部門長) 西岡幹雄(同志社大学経済学部教授) |
| 10:10 | 第一部 共通論壇 京都から読み直す日本の経済と思想 (1) 小林丈広「都市の賑わいという落とし穴―近世の新地開発をめぐって―」(同志社大学文学部) (2) 西岡幹雄「幕末・近代日本に果たした京都の経済思想の形成と展開」(同志社大学経済学部) (3) 田中秀臣「住谷悦治の社会思想と京都」(上武大学国際ビジネス学部) (4) 牧野邦昭「戦時期の京都帝国大学経済学部」(慶應義塾大学経済学部) |
| 13:30 | 第二部 次世代論壇 新視角から読む日本経済思想史 (1) 和田 慎太郎「近世日本における政治経済思想とその方法的基礎の胚胎」(同志社大学・院) (2) 商 兆埼「富と道徳:鉱毒問題をめぐる明治知識人」(復旦大学/日文研) (3) 金 秀玲「1920年代の満州における日本帝国と『労働問題』」(ペンシルベニア大学・院/お茶の水女子大学) (4) 魏 思雨「加田哲二の東アジア観と社会経済思想」(慶應義塾大学大学・院) (5) SON Joonwoo「日本経済思想史という『ラボラトリー』から生まれる、国際的・学際的梃子」(九州大学) (6) TAO Bo「日本にいながら世界とつながる:国際学術発信における課題と可能性」(千葉大学) |
| 16:00 | 第三部 共通討論 |
| 17:50 | 閉会の辞
上宮智之(大阪経済大学経済学部教授) |
開催情報
| 開催日: | 2026年04月11日(土) |
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- 参加方法:
- 申し込みが必要です。
4月8日(水)までに 申込フォームからお申し込みください。
開催当日までにZoomミーティング入室用のURLをお知らせいたします。
- 主催
- 国際日本文化研究センター 上廣国際日本学研究部門
日本経済思想史学会西日本部会
- お問い合わせ:
- 国際日本文化研究センター 上廣国際日本学研究部門
ugjs-info*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)