共同研究関連の公募
令和7(2025)年度 国際日本文化研究センター共同研究員 公募要項
1.趣旨
国際日本文化研究センター(以下、当センター)では、日本文化の広く深い研究を推進するために、さまざまな専門分野における優れた研究成果を基礎として、それらを有機的に結びつける「共同研究」方式を採っています。
(過去の共同研究の成果はこちら)
令和7(2025)年度に実施する下記の共同研究について、当センター外からの共同研究員を募集します。
2.令和7(2025)年度 共同研究員を公募する共同研究課題
(1)「近代東アジア文化史の再構築Ⅱ―20世紀の百年間を中心に」
(代表者:劉 建輝 教授)
概要:https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/coop/2025/s588/
(2)「異文化媒介者たちの比較史」
(代表者:榎本 渉 教授)
概要:https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/coop/2025/s589/
(3)「近代日本における「文人文化」の変容」
(代表者:戦 暁梅 教授)
概要:https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/coop/2025/s590/
(4)「「知」を編むということ―集輯・編訳・表象にまつわる共創的探究」
(代表者:片岡 真伊 准教授)
概要:https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/coop/2025/s585/
3.採用人数
若干名
4.任期
令和7(2025)年7月1日より令和8(2026)年3月31日まで
※各研究課題の実施期間に応じて任期が延長されることがあります。
5.応募資格
国内外の大学その他の研究機関の研究者、大学院生又はこれと同等以上の研究能力があると本センターの所長が認めた者とします。
6.共同研究員の権利義務
- 共同研究員は、当センターの諸規則に従い、当センターの施設及び研究資源を利用することができます。
- 共同研究員には、研究会への参加の際の旅費を予算の範囲内で支給します。
- 共同研究員は、各課題の要請に応じ、研究成果の公開に寄与することを求められます。
7.応募方法
参加希望者は、各課題の代表者に研究内容の詳細等について問い合わせたうえ、下記の応募書類を提出してください。
- 申請手続
申請は、所定の様式による申請書を、所属長(部局長)による応募の承認を経た後、提出してください。なお、申請書は下記よりダウンロードできます。
- 応募書類及び申請期限
・令和7(2025)年度国際日本文化研究センター共同研究員 申請書
・(別紙1)略歴
・(別紙2)研究業績(論文・著作)
・(別紙3)研究計画(※)
※申請課題に対してどのような貢献が出来るかについて、発表内容等の研究計画についてご自由にお書きください。申請書一式を令和7(2025)年5月7日(水)必着にて、次のとおり、電子メールもしくは郵送にて提出してください。提出のあった応募書類は返却いたしません。
・申請書及び別紙一式を電子メールの添付ファイルで提出してください。
申請書は公印押印済みのものをスキャンすること(PDF形式)。
件名は「【2025年度共同研究員応募】氏名」とすること。
・公印押印済みの申請書についても、令和7(2025)年5月7日(水)必着にて、郵送願います。封書等の表面に「共同研究員応募書類在中」と朱書きのうえ、郵便追跡サービスを利用できる方法(書留等)にて郵送してください。
申請書・別紙ダウンロード
申請書Word
PDF
別紙Word
PDF
- 提出先・問い合わせ先
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
国際日本文化研究センター 国際研究推進部研究協力課研究支援係
住 所:〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3丁目2番地
TEL:(075)335-2044(直通)
FAX:(075)335-2092
E-mail:kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください)
8.採否
採否は、本センターの厳正な審査を経て、令和7(2025)年6月末までにその結果を所長から申請者及び所属長あて通知します。
【国内公募】令和7(2025)年度 国際日本文化研究センター共同研究 公募要項
(公募受付終了)
1.趣旨
国際日本文化研究センターでは、日本文化の広く深い研究を推進するために、さまざまな専門分野における優れた研究成果を基礎として、それらを有機的に結びつける「共同研究」方式を採っています。(過去の共同研究の成果はこちら)
本センターの共同研究では、専門や国籍を異にする研究者が集い、日本の社会および文化をめぐって学際的・国際的な総合研究を重ねてきました。
共同研究を通じて、日本研究を一国主義的な枠組みから解き放ち、その多文化性・多元性をも見すえて、日本の歴史・社会・文化をとらえなおす「国際日本研究」を追究しています。
基礎的な学問領域はもとより、既存学問では周辺化されたテーマも取りあげ、また、グローバルな観点から他地域との交流や影響関係を理解することで、人文学のフロンティアを開拓する斬新かつ堅固な研究を目指しています。
2.公募する共同研究
令和7(2025)年度は以下の共同研究の公募を行います。A.共同研究(一般)を選択した場合、1.~3.のいずれに該当するかは、公募申請書別紙1の研究計画の内容をもとに、本センターが審査・採択の際に振り分けを決定し、お知らせします。
A.共同研究(一般) | 日本文化に関する国際的・学際的な総合研究 1.「自然観と人間観」:新型コロナウイルス感染症への対応を契機に高まった疾病への取り組みや公衆衛生に関わる歴史・文化的特性の解明・比較、震災と毎年繰り返される風水害を含む自然へのアプローチ、地域文化の研究など。文と理のより緩やかな連携を図る「文理相通」型の研究も歓迎します。 2.「文化と権力」:多様な時代と地域における文化の複合・混淆の位相、そこに潜む権力性や公的なものの現出を検討する研究を求めています。東西交渉史、王権と統治、大航海時代の汎ユーラシア型・イベリア半島型帝国、近代の日本植民地帝国、戦後の冷戦体制、多文化共生などさまざまな切り口の研究課題の応募を期待しています。 3.「大衆文化研究の展開」:本センターは、大衆文化を、近現代のマス・カルチャーに限定することなく、ポピュラー・カルチャー、マス・カルチャー、サブカルチャーなどを広く含むものとし、これまで「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」に取り組んできました。大衆文化を通時的・国際的に考察する研究を求めています。 |
B.共同研究(所蔵資料活用) | 本センターの所蔵資料(文献資料・映像音響資料・データベース等)を活用する研究 (所蔵資料については、下記ウェブサイトでご確認ください) ・蔵書・コレクション紹介(図書館) https://www.nichibun.ac.jp/ja/library/about/collection/ ・データベース https://www.nichibun.ac.jp/ja/db/ |
上記に基づき、テーマを設定して応募してください。
- 研究代表者
研究代表者は、本センターの客員教員に採用され、共同研究の推進に当たり、参加者の選定、研究計画の立案、研究会の主宰、研究成果のとりまとめ等を行います。
本センターの教授・准教授が1名、共同の研究代表者として参加します。
申請にあたっては、別紙「共同研究代表者 候補者一覧」から選出し、申請内容について事前に相談のうえ申請してください。 - 実施期間
令和7(2025)年4月1日~令和8(2026)年3月31日(1年間)とします。 - 共同研究の構成
共同研究は、本センターの教員及び日本国内に在住する研究者を中心に組織してください。外国在住の研究者は3名までとし、代表者を含め全員で10名程度とします。(ただし、対面参加ではなくウェブ会議システム(zoom)による参加のみを前提とする場合はこの限りではない。)博士課程(博士前期課程を除く)の学生や大学等の研究機関に所属しない者も共同研究員として認められることがあります。男女比率均等化のため班員のジェンダーバランスについてご配慮ください。
また、所定の手続きを経て共同研究員ではないゲストスピーカーを招へいし、講演等を行っていただくことができます。 - 共同研究会の開催
共同研究会は期間中、年度内3~4回程度を目安としてください。
また、開催場所は、原則として本センター内とします。なお、所定の手続きを経て本センター以外での開催が認められることがあります。 - 共同研究の経費
共同研究会開催のための研究代表者・共同研究員に対する旅費及びゲストスピーカーに対する旅費・謝金にかかる経費を支給いたします。また、共同研究会の開催に際して必要となる書籍の購入及びテープ起こし等の経費の支出が認められることがあります。 - 研究成果の報告
「共同研究終了報告書」を共同研究終了年度の3月末日までに提出してください。
また、「共同研究成果公開計画書」を共同研究終了後6ヶ月以内に提出し、共同研究終了後1年以内に研究課題の成果を論文集等にまとめ、原則として、本センターのリポジトリ「日文研オープンアクセス」にて公開してください(執筆者への原稿作成依頼、原稿整理、編集については研究代表者の責任により行うこと)。なお、商業出版も研究成果報告として認められますが、原則、本センターからの助成は行いません(「国際日本研究」コンソーシアム会員機関からの応募については、同コンソーシアムから出版助成予定)。 - 外部評価及び業績収集
平成30(2018)年度より、外部評価委員による共同研究の外部評価(年次点検・終了時評価)を実施しており、外部評価の実施に際して、研究代表者に書類の作成等を依頼することがあります。また、外部評価および人間文化研究機構IR(組織調査)業績収集のため、毎年度すべての共同研究員に業績データの提出を依頼しますのでご協力願います。
3.応募資格
令和7(2025)年4月1日現在、満65歳以下で、国内の大学その他の研究機関の研究者、又はこれと同等以上の研究能力があると本センターの所長が認めた者とします。
4.申請方法等
- 応募書類
① 申請書一式 【申請書ダウンロード
PDF /
Word 】
② 申請課題に関係する主要業績(論文・著書)3編以内
※ 申請書の作成に当たっては、記入要領を参照してください。
【記入要領
PDF 】
【別紙「共同研究代表者 候補者一覧」
PDF 】
- 申請期限
令和6(2024)年9月2日(月)必着 - 提出方法
【電子メールの場合】
MS Word(*docx)又 は PDFの形式で作成し、電子メールで提出してください。
【郵送の場合】
封書等の表面に「共同研究応募書類在中」と朱書きのうえ、郵便追跡サービスを利用できる方法(書留等)にて郵送してください。
なお、提出のあった応募書類は返却いたしません。 - 提出先・問い合わせ先
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
国際日本文化研究センター 国際研究推進部研究協力課研究支援係
住 所:〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3丁目2番地
TEL:(075)335-2044(直通) FAX:(075)335-2092
E-mail:kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください)
5.採否
採否は、本センターの厳正な審査を経て、令和6(2024)年12月末までにその結果を所長から申請者及び所属長宛に通知します。
【国外公募】共同研究とそれを組織する外国人研究員の公募要項(2026-2027)
(2026-2027の公募受付は終了しました)
(2027-2028の公募要項は2025年5月頃このページ上で公開いたします。今しばらくお待ちください。)
国際日本文化研究センターでは、日本文化の広く深い研究を推進するために、さまざまな専門分野における優れた研究成果を基礎として、それらを有機的に結びつける「共同研究」方式を採っています。
(過去の共同研究の成果はこちら)
本センターは、1995年度から共同研究の課題を広く公募し、優秀な研究課題の企画者をその共同研究の代表者として、外国人研究員に迎えております。
1.共同研究代表者の役割
研究代表者は、本センターの外国人研究員として共同研究を組織し、その推進に当たり、参加者の選定、研究計画の立案、研究会の主宰、研究成果のとりまとめ等を行います。
2.共同研究の構成
共同研究には、本センターの教員及び日本国内に在住する研究者並びに海外共同研究員で構成され、本センターの専任教員が、共同研究の代表者を補佐します。人数は代表者を含めて全員で10名程度とし、予算の都合上、外国在住の研究者を3名まで含むことができます。ただし、対面参加ではなくウェブ会議システム(zoom)による参加のみを前提とする場合はこの限りではありません。また、男女比率均等化のため班員のジェンダーバランスについてご配慮ください。
3.共同研究会の開催場所
原則として本センター内とします。なお、所定の手続きを経て本センター以外での開催が認められることがあります。
4.共同研究の運営経費
共同研究会開催に必要となる共同研究員に対する旅費及びゲストスピーカーに対する旅費・謝金が支給されます。なお、本経費から支給される費目は共同研究委員会で承認されたものに限ります。
5.応募資格及び求める人材
共同研究の代表者となる者の応募資格は次のとおりです。
2026年4月1日現在、年齢満65歳以下の者。
特に若手研究者からの応募を歓迎します。
次のいずれかの条件を満たすものとします。
(1)外国の大学、研究機関に勤務する博士号をもつ研究者(国籍は問わない)
(2)(1)と同等の資格または研究能力があると所長が認めた者
過去に外国人研究員として雇用されたことのある方については、前回の任期終了からの経過年数を考慮する場合があります。
6.募集人数
当該年度につき2名以内とします。
7.研究期間
研究期間は、2026年4月1日から9月1日までの間の各月1日に着任し、着任から1年間とします。なお研究(契約)期間開始の1~7日前に日本に入国する必要があります。
8.研究成果の報告
「共同研究終了報告書」を共同研究終了年度の3月末日までに提出してください。
また「共同研究成果出版計画書」を共同研究終了後6ヶ月以内に提出し、共同研究終了後1年以内に研究課題の成果を論文集等にまとめ、原則として、本センターのリポジトリ「日文研オープンアクセス」にて公開してください(執筆者への原稿作成依頼、原稿整理、編集については研究代表者の責任により行うこととします)。なお、商業出版も研究成果報告として認められますが、原則、当センターからの助成は行いません。
9.外部評価及び業績収集
2018年度から、外部評価委員による共同研究の外部評価(年次点検・終了時評価)を実施しており、外部評価の実施に際して、研究代表者に書類の作成等を行って頂くことがあります。また、外部評価および人間文化研究機構IR(組織調査)業績収集のために、毎年度すべての共同研究員に業績データの提出を依頼しますので、ご協力願います。
10.申請方法等
-
応募書類
①申請書
②推薦状(様式自由)
【記入要領
PDF 】
【別紙「共同研究代表者 候補者一覧」
PDF 】
-
申請期限
2024年11月28日(木)17:00(日本時間)必着
期日を過ぎた申請は、受理できません。 -
提出方法
申請書及び推薦状をスキャンし、PDF形式により kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください)へお送りください。
自書によるサインが末尾にあることをご確認ください。 -
問い合わせ先
〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター 研究協力課 研究支援係
TEL:(075)335-2044
FAX:(075)335-2092
E-mail:kyoudou*nichibun.ac.jp(*を@に変換してください)
11.選考結果
本センターの厳正な審査により選考し、2025年3月31日までにその結果を申請者に通知します。
12.待遇
- 給与は給与規程に基づき経歴(経験年数)を考慮して決定され、毎月所定の日に支給されます。
- 赴任及び帰国に際して、旅費(エコノミークラス)が支給されます。
- 研究費(研究旅費を含む)が支給されます。
- 研究を進めるに当たり、専任教員と同様に研究室、日文研の図書館、PC等の施設・ 設備を利用することができます。
- 日文研主催のセミナー・講演会・フォーラム等で発表することができます。
- 宿泊施設(日文研ハウス)を利用することができます(有料)。