共同研究2026年
日本漢文学の基盤構築
- ユニット
- 文化と権力
研究代表者 中丸 貴史准教授
漢文は東アジアにおける共通語であったと同時に、前近代の日本において公式の文体であり続けた。これは日本の文学・文化を世界に位置づける重要な要素である(東アジア漢文文化圏、リンガ・フランカ、現代の英語との関係など)。現在、古代の日本文学というと、『古今和歌集』『源氏物語』に代表される、漢字から派生した仮名による文学が一般に想起されるであろうし、研究もそれを中心におこなわれてきた。日本人が書いた漢文(日本漢文)については、残念ながら日本文学の側からも、大陸の漢文を正統とする中国文学の側からも端に置かれる憂き目に遭ってきた。さらに、研究の積み重ねはあるものの、研究環境の整備は仮名文学にくらべて遅れていると言わざるを得ない。本共同研究では、これまでの研究を整理し、研究基盤の整備を行なう。これによって研究者同士の共通認識の基盤をつくるのみならず、一般の日本漢文学の理解を増進させる機会としたい。
| センター研究者等 | 中丸 貴史 | 国際日本文化研究センター研究部・准教授 |
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| 〃 | 園山 千里 | 国際日本文化研究センター・客員教授 |
| 共同研究員 | 惠阪 友紀子 | 京都精華大学人文学部・准教授 |
| 〃 | 笹川 勲 | 國學院大學文学部・人間開発学部・非常勤講師 |
| 〃 | 宋 晗 | フェリス女学院大学グローバル教養学部・准教授 |
| 〃 | 出口 誠 | 弘前大学人文社会科学部・助教 |