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共同研究2026年

動物愛護運動の研究ー動物を助ける多様な方法

ユニット
自然観と人間観
研究代表者 バーバラ・ホルトス客員教授
中丸 貴史准教授

 この共同研究では、日本における「動物愛護運動」の多面的な実態を検討する。ここで言う「動物愛護運動」とは、人と関わりのある動物について、人と動物の共生、動物の待遇の改善、保護、または法的承認を目的とするあらゆる社会的な活動を指す。本研究では「動物愛護運動」という包括的な用語のもと、動物福祉や動物の権利といった異なる理念・実践を含めて検討する。これらの運動の成立と存在の背景には、社会的、文化的、倫理的、政治的、法的、経済的要因といった広範な文脈があるほか、日本では、自然災害への対応といった環境要因も含まれる。社会における動物の概念や、その道徳的価値がどのように構築され、交渉され、争われ、または無視されるかを研究するためには、こういった広範な文脈を視座に入れた学際的な研究が不可欠である。本研究は、このような視座から動物愛護運動を探究し、日本社会における人と動物の関係を再考する手がかりを提供するものである。

センター研究者等 Barbara HOLTHUS ドイツ日本研究所執行部・副所長
中丸 貴史 国際日本文化研究センター・准教授
磯田 道史 国際日本文化研究センター・教授
春藤 献一 国際日本文化研究センター・プロジェクト研究員
共同研究員 伊勢田 哲治 京都大学文学研究科・教授
小倉 匡俊 北里大学獣医学部・准教授
加藤 謙介 九州医療科学大学臨床心理学部・教授
佐藤 亜樹 東洋大学福祉社会デザイン学部 社会福祉学科・准教授
吉田 聡宗 一橋大学社会科学高等研究院・特任講師
海外共同研究員 W. Puck Brecher ワシントン州立大学歴史学科・教授
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