閉じる

共同研究2024年

国際日本研究の課題と方法

ユニット
大衆文化研究の展開
研究代表者 佐藤=ロスベアグ・ナナ外国人研究員

 経済力が衰えても、いまだに世界のあちらこちらで日本語や日本学を学びたい学生は後をたたない。日本が大好きで日本にあこがれる日本語や日本学を学ぶ学生と、国際化を推進するうえでその学生を必要とする大学とのニーズがあり、グローバルな視点からの日本学、そして日本研究への関心が高まってきている。海外の機関において日本研究や日本学として受容されていても日本では知られていないもの、またその逆もあるが、留学生という存在によって、日本研究や日本学というものがグローバル化し、これまで日本研究を行っていても、必ずしもつながっていなかった点と点がつながり始めた。ここに「国際日本研究」(global Japanese studies)が生まれでる。現在は日本学が、日本も含めてグローバルに展開していく時期に来ていると言えるだろう。この視点を踏まえて本プロジェクトでは国際日本学ハンドブック作成を目指し共同研究を行う。

センター研究者等 佐藤=ロスべアグ・ナナ 国際日本文化研究センター・外国人研究員
荒木 浩 国際日本文化研究センター・教授
瀧井 一博 国際日本文化研究センター・教授
安井 眞奈美 国際日本文化研究センター・教授
片岡 真伊 国際日本文化研究センター・准教授
Oliver WHITE 国際日本文化研究センター・特任助教
坂 知尋 国際日本文化研究センター・プロジェクト研究員
共同研究員 菊地 利奈 滋賀大学経済学部・教授
木村 朗子 津田塾大学学芸学部・教授
河野 至恩 上智大学国際教養学部・教授
永田 貴聖 宮城学院女子大学現代ビジネス学部・教授
Martin ROTH 立命館大学先端総合学術研究科・准教授
吉田 寛 東京大学大学院人文社会系研究科・准教授
海外共同研究員 青山 友子 クイーンズランド大学・Honorary Associate Professor
Filippo CERVELLI ロンドン大学東洋アフリカ研究学院日本研究センター・Senior Teaching Fellow
トップへ戻る