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共同研究2022年

労働と身体の大衆文化論 戦時下・戦後の接続の試論として

ユニット
大衆文化研究の展開
研究代表者 星野 幸代客員教授
大塚 英志教授

 日中戦争から太平洋戦争期の日本および植民地・半植民地において、大衆文化は動員に耐えうる国民の心身の健康のために利用されるとともに、戦意昂揚プロパガンダの媒体となった。戦後、それらの大衆文化は驚くほど速やかにGHQ占領下で娯楽を提供し、復興し、冷戦期の文化を構成していく。本研究は、特に身体的・視覚的娯楽としての大衆文化(合唱・演劇・体操・スポーツ・舞踊・漫画・写真・巡回映画)を対象に、それらを統制し振興させた文化政策と、下支えしたインフラ(観光業等)との関係を踏まえて、戦時から冷戦期にかけての連続性を明らかにすることを目的とする。方法としては、ジャンル毎に文献(公文書、新聞雑誌)、画像・映像テキスト(資料館・博物館・個人蔵)、インタビューを分析する。さらにジャンル横断的な文化創造の営為と作品を取り巻く国家・地域、各文化界、組織の権力関係を再構成することによって、活動の波及性を跡付ける。
(以下の研究組織は2022年4月1日時点のものです)

センター研究者等 大塚 英志 国際日本文化研究センター・教授
星野 幸代 名古屋大学人文学研究科・教授、国際日本文化研究センター・客員教授
共同研究員 河西 秀哉 名古屋大学大学院人文学研究科附属超域文化社会センター・准教授
小川 翔太 名古屋大学大学院人文学研究科人文学専攻総合文化学・准教授
朴 祥美 横浜国立大学都市イノベーション学府・研究院・准教授
佐々木 浩雄 龍谷大学文学部・准教授
瀧下 彩子 公益財団法人東洋文庫・研究員
陳 敏 名古屋大学・博士候補研究員
海外共同研究員 秦 剛 北京外国語大学北京日本学研究センター・教授
徐 瑋瑩 台湾国立勤益科技大學博雅通識教育中心・助理教授
バラク・クシュナー Baraq Kushner ケンブリッジ大学・教授
孫 旻喬 北京第二外国語学院日本語学部漫画文創専門・講師
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