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共同研究2021年

日本のサブカルチャーと多様性 グローバルな多様化社会に貢献する国際日本学の研究方針とペダゴジー

ユニット
国際共同研究
研究代表者 エドモン エルネスト・ディ・アルバン外国人研究員

 本プロジェクトは日本の漫画やアニメの国際と国内における受容を比較し、マイノリティの視点から日本のサブカルチャーの歴史を再考することを目指す。
 世界中の注目を浴びてから数十年、男性中心だと言われてきた日本のオタク文化などのイメージを覆すべく、Black Lives Matter、フェミニスト、また LGBTQ などの当事者の体験を基に、日本のサブカルチャーのダイバーシティとその研究の「やりかた」、「教え方」を作り直す。
 考察するテーマは、以下の3つである。
1 差別を受けてきたマイノリティがサブカルチャーを通じて作り上げてきた居場所とアイデンティティの特徴を明らかにすること。
2 日本文化史に既に潜んでいる多様性を見抜くこと。
3 これからの世代がより多様性に富んだ社会を生きるうえで必要な教育と研究の手法を考察すること。
(以下の研究組織は2021年7月15日時点のものです)

 本共同研究は新型コロナウイルス感染症の影響により研究代表者が着任できず、実施されませんでした。なお、令和5(2023)年度に延期して実施される予定となっております。

センター研究者等 エドモン エルネスト・ディ・アルバン 国際日本文化研究センター・外国人研究員
大塚 英志 国際日本文化研究センター・教授
アルバロ・ダビド・エルナンデス・エルナンデス 国際日本文化研究センター・プロジェクト研究員
共同研究員 石田 美紀 新潟大学経済科学部・教授
山本 忠宏 神戸芸術工科大学芸術工学部・助教
James Welker 神奈川大学 国際日本学部 国際文化交流学科・教授
ガルブレイス・パトリック・W 専修大学国際コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科・准教授
須川 亜紀子 横浜国立大学・教授
田中 東子 大妻女子大学・教授
堀 あきこ 関西大学人権問題研究室・非常勤研究員
斉藤 巧弥 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院・特任助教
藤岡 美玲 株式会社筑摩書房・編集局第二編集室ちくま新書編集部
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