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共同研究2020年

帝国のはざまを生きる―帝国日本と東アジアにおける移民・旅行と文化表象

ユニット
国際共同研究
研究代表者

蘭 信三共同研究員
松田 利彦教授

 戦前東アジアにおいては、日本帝国を中核としながら膨大な人の流れが生みだされていた。本研究は、日本帝国と東アジアにおける人の流れ――移民・旅行――を対象としながら、とりわけ複合的なエスニシティと移動を経験した人々の「帝国のはざまを生きる」様相に焦点を合わせ、移民・人口移動の研究に新たな角度から光を当てることを目指している。
 国際労動力移動、帝国―植民地、国際関係などマクロな力の持つ規定性を明らかにするとともに、マクロな力をかいくぐったりそこから抜け落ちたりする人の移動や人生にも着目しなければ、帝国日本と東アジアの人の移動の実像は描けないだろう。近年ようやく注目され始めた樺太アイヌの引揚者、済州島の密航者、在満台湾人、在満朝鮮人、在満沖縄出身者人など、出自、エスニシティと生活空間とが複合的な様相を示した多様な人々を、「帝国のはざまを(に)生きる」というパースペクティブのもとで包括的に取りあげたい。
(以下の研究組織は2020年9月15日時点のものです)

研究代表者 松田 利彦 国際日本文化研究センター・教授
〃 蘭 信三 上智大学グローバル・スタディーズ研究科・教授
共同研究員 中山 大将 釧路公立大学経済学部・准教授
〃 権 香淑 上智大学総合グローバル学部・助教
〃 野入 直美 琉球大学 人文社会学部 人間社会学科・准教授
〃 八尾 祥平 神奈川大学 ・非常勤講師
〃 李 洪章 神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科・准教授
〃 石川 亮太 立命館大学大学院経営学研究科・教授
〃 原 佑介 立命館大学大学院先端学術研究科・授業担当講師
〃 木下  昭 立命館大学大学院国際関係研究科・非常勤講師
〃 長沢 一恵 天理大学・非常勤講師
〃 深尾 葉子 大阪大学言語文化研究科 ・教授
〃 坂部 晶子 名古屋大学人文学研究科・准教授
〃 高 媛 駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ 学部グローバル・メディア学科・教授
〃 塚瀬 進 長野大学環境ツーリズム学部・教授
〃 丁 智恵 東京工芸大学芸術学部 映像学科・助教
〃 福本 拓 南山大学人文学部日本文化学科・准教授
〃 松平 けあき 上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科・特別研究員
〃 孫 嘉睿 一橋大学大学院・博士後期課程
〃 上田 貴子 近畿大学学芸学部・教授
〃 LAMBRECHT Nicholas Mahood大阪大学大学院文学研究科・助教
〃 劉 建輝 国際日本文化研究センター・教授
〃 単 荷君 総合研究大学院大学国際日本研究専攻・博士後期課程
〃 高 燕文 総合研究大学院大学国際日本研究専攻・博士後期課程
海外共同研究員 張 嵐 中国曁南大学新聞与伝播学院・副教授
〃 朴 裕河 世宗大学日本文学科・教授
〃 陳 姃湲 中央研究院台湾史研究所・副研究員
〃 李 正熙 仁川大学中国学術院 ・准教授
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