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記録資料

海外邦字新聞

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 海外で最初の日本語新聞として知られているのは、1886年(明治19年)ごろにサンフランシスコで発行された『東雲(しののめ)雑誌』である。 それ以降、合衆国、ハワイ、南米各地である程度の日本人コミュニティができると日本語新聞が発行され、本国、国内、地域のニュースを伝え、 文芸欄や意見記事で現地の言葉に不慣れな移民たちを結んできた。
 デモクラシーの総本山で自由民権運動に燃えることもあれば、敵国民としての苦悩を伝えることもある。 「ふたつの祖国」をどう愛すのか、現地に同化する子弟とどうつきあうのか、その迷いを描くこともある。 終戦直後のブラジルのように日本戦勝の虚報でコミュニティが分裂したこともある。 政治・商業・教育から娯楽・ゴシップ・広告までそこでしか読めない事柄は非常に多く、移民史研究の基本資料である。 海外の日本語環境の基礎という側面も忘れられないし、新聞人には個性ある事業家・書き手が多い。
 このデータベースでは、海外邦字新聞のなかからサンパウロ、サンフランシスコ、ブエノスアイレスにて発行された9紙を集めた。

※各紙面の記事・記載内容が、データベース掲載において不都合等のある場合は、下記までお知らせ下さい。
資料課電子情報係:database*nichibun.ac.jp(*を@に置き換えてください)

件数 15,522件(令和2年2月更新)

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