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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1994年 山梨県
金が岳の仙人新左衛門と茅ヶ岳の天狗江草孫右衛門は仲が悪かった。仙人は空を飛び、風を起こして雲を呼び、人の姿になることも思いのままだった。仙人は火の玉に化けて挑戦したりする天狗を未熟者と考えていた。

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テング
1994年 山梨県
流れ者の孫右衛門は茅ヶ岳で仙人が碁を打つのを見て家に帰った。すると三代の年月が経ち知る者もおらず、孫右衛門は茅ヶ岳に篭り、山を巡り歩くようになって、やがて神通力を得た。村人は孫右衛門天狗と恐れたという。
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イワガミヤマ,センニン
1956年 宮城県
仙人がいたという。県境の二井宿峠の南。仙翁岳とも称し、下の谷は仙人沢。仙人は犬をつれて稀に人の前にも姿を見せることがあった。この犬が石に化した犬石がある。
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センニンダケ
1944年 山形県
仙人嶽には仙人が住んでいて、人間が登って浄域を汚すことを嫌う。山に入ったものは2度と戻らず、帰ってきたものがいても、すぐに死ぬ。仙人澤には一生山を下らぬ修行者がいて、湯殿山に奉仕している。
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テング,センニン
1974年
日本では天狗を色々と大事に敬うが、中国には天狗はおらず仙人というものを敬う。他に仙人の考証について。
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センニン,テング
1974年
仙人というのは日本にも多くいて、役小角や勝陽や久米などがいるが、今で言う天狗というものが、すなわち仙人だと言えば、相手は同意する。
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ジゾウ
1922年 岩手県
黒石村付近の山で仙人生活をしていた者が素性を明かさずに寺の住職と四方山話をするのを楽しみにしていたが、地蔵が住職に密告し、仙人の鼻をあかした。自分の素性を密告されたことがわかった仙人は、地蔵の鼻を捻じ曲げた。
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センニン
1994年 埼玉県
浦山と東京都の境にある千元峠には青仙人が住んでいたという伝説からその名がある。わきにある一杯水は仙人の井戸水だという。
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テング,センニン
1932年 徳島県
阿波の板野郡の大麻神社の裏山の奥の院あたりには天狗が住んでいて、一年間天狗と共に木の実や草の根を食べれば飛行自在で生死を超越した仙人になると言われる。しかし、天狗に蹴落とされ、戸板に乗せられて帰ってくるので、戸板仙人と呼ばれたという。
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テング
1974年
唐の仙人は日本の天狗のようなもの、天狗の羽根は画工の作意であるなど天狗に関する考証。
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ウシガツメノウシイシ
1984年 長野県
道に迷った盲目の仙人にわざと間違った道を教えた。仙人は乗っていた牛共々途中の道で迷ったまま死んでしまった。嘘の道を教えた男への恨みは、牛の爪跡として残っている。この辺り人を騙してはいけないと言う。
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シラガノセンニン
1992年 奈良県
お母さんが病気になったので、治るように、黒住教を布教している所へ夜に行った。行く途中、白髪の口ひげの生えている仙人のような格好をした人が不意に現れて、「あかん、あかん」と言った。その晩、お母さんが亡くなったから、その仙人のような人は、いくら頼んでももう無理だという意味で、そう言ったのだろう。
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ロウソクトセンニン
1943年 群馬県
夏に庭先に柱を立てて、その先に蝋燭を入れた灯籠を掲げる行事がある。このときに立てた蝋燭の煙がハッカイサンという仙人のいる山に至り、仙人はこの煙を吸って生き延びるのだという。
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テング
1983年 愛媛県
天狗は深山に住み、山で修行をした仙人のようなものである。悪い人間が深山に入ると投げ飛ばされる。不浄を嫌い、汚れのある人間を転ばせる。
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テング
1985年 愛媛県
深山に住む天狗は仙人のようなものであり、悪い性質を持った人間が深山に入ってくると投げ飛ばしてしまうという。また不浄をきらい、汚れのある人間を転ばせる。
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チノイケ
1987年 長野県
閼伽流山頂仙人ヶ嶽の北150メートルにある。この池で雨乞いをすると必ず雨が降るとされ,昭和になっても一度あった。
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サンキ
1976年 中国・安国県
山鬼は人のような姿で、片足が1尺程しかない。仙人の塩を盗み、蟹を炙って喰う。人が山鬼を犯すと病気を流行させ、また人家を焼くという。
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テング
1985年 愛媛県
天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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テングサマ
1967年 富山県
Y字型の木には天狗様がいると言う。天狗様は山の神様で、自在に空を飛んだり、人間を飛ばしたりできる。悪いことをしている人のところに飛んで行くと言い、また女の人は1人で山に行ってはいけないと言われた。
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ヒノタマ
1938年 長野県
昔、北の空から南の空へ火の玉がゴーッと唸りながら飛んでいたことがある。火の玉が通った後、空には白い跡が残っていた。
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テング
1984年 山梨県
天狗松の主は天狗だった。
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〔イワトサンコウグウ〕,アオソジンジャ
1956年 宮城県
常陸坊は、平泉にいたとき衣川の上流で一老翁の家に泊り、赤魚という美味な魚を馳走になってから不老不死の仙人となった。政宗から岩出山城に召され、藤原秀衡のことを物語り、養老の田をやろうというのを断って行くところを知らなかった。後に清悦仙人と名乗り、いくつかの話が伝わる。定義は平貞能、青麻は源氏の常陸坊が開祖なので、一年のうちに両方参詣するとご利益がないという。
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