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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1993年 福井県
大きな岩石があり、ここの天狗がいると恐れられていた。ある日この近くで三左衛門という人が炭を焼き始めた。天狗が現れ「ここはわしの庭だから、すぐ帰れ。笛を吹き、太鼓が鳴ったら下山しろ」という。無視していると数日後に天狗が現れ「もう一度合図するので、帰れ」という。風が強くなり、雨も降り出したので下山した。あまりの大嵐となり、三左衛門の家は倒れた。

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オテングサマ
1953年 埼玉県
若い男が、お天狗様に山に連れて行かれた。三年後帰って来たが、その男は何一つせず、笛ばかり吹いているようになった。
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テング
1964年 滋賀県
天狗の太鼓叩きは、山のほうから太鼓の音が聞こえてくる。聴き耳を立てると聞こえなくなる。天狗さんが笛を吹くのは怖い。朝いいかげんに日が昇ったときや、空がオンボラ(雲ってどんより)した日、雨の降る日に笛を吹く。天狗さんが鉦太鼓を叩いているときは、喜んでいるとき。
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テング
1985年 愛媛県
天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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テング
1964年 滋賀県
夜に口笛を吹くと、天狗が現れるという。
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テングサマ
1960年 三重県
雨や曇りの晩に、太鼓が七五三に鳴る。天狗様が高い木に休んで太鼓を叩く。
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テングノタイコ
1988年 富山県
天狗の太鼓をきいた人がいる。
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テングノサンオノギリ,ヤマノカイオン,テングノタカワライ,テングノタイコノオト
1982年 新潟県
山奥では夜になると、それぞれ天狗の三斧きり、天狗の高笑い、天狗の太鼓などとよばれ、音だけがする怪音が聞こえる。
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テング
1929年 岩手県
陸中一戸の家に天狗が通ってくるという噂があった。一つの部屋に供えていた菓子の量が減っていくので、天狗が食べているのだということになった。しかし天狗の姿を見た者はおらず、三日に一度の割合で現れているといわれていた。
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テング
1957年 山口県
八合目に桂の大木の森があり、これを山の神の森という。桂木山は日本三大天狗霊場の一つで、天狗はここで修業する。ここでは天狗が山の神なのだ。
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テング
1980年 和歌山県
大きな松の木に天狗が出たという。天狗松と呼ばれる。星山橋の近くにも天狗がいたという所がある。
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テング
1984年 山梨県
天狗松の主は天狗だった。
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テング
1958年 香川県
下副家の雨乞い祭りの時、大川山までの間に白布を敷いたような白雲がかかる。するとこの雲にのって天狗がやってくるという。そして松の木に天狗が座ると必ず雨が降る。赤い顔をした天狗であったという。天狗が現れた後は蝶が舞っていたとも伝えられる。
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ムジナ
1943年 山梨県
三左衛門という老人が毎日町へ薪炭を売りに行く。その帰り道、狢が男の子に化けて、魚などを食べてしまう。怒った三左衛門は狢を騙して連れ帰り、釜茹でにすると脅して爐のそばで炙ってやった。狢は「澤の火炙り三左衛門」と言って逃げ、その後悪さをしなくなった。
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テング
1973年 富山県
ここに一本の天狗松があり、子供が悪戯をすると天狗さんに攫われると言われた。
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テング
1974年 滋賀県
天狗は月夜の晩に笛を吹く。天狗がとまる木は丸くはげている。
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テング
1975年 新潟県
岩間半左衛門は天狗から剣術を習った。あまりに腕がたつので、他の者がねたんで殺そうとするが、半左衛門は天狗に習ったとおりに油断しないので殺せない。
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テング(ゾクシン)
1932年 愛知県
山で笛を吹くと天狗が連れに来るという俗信。
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テング
1930年 石川県
天狗が夜に砂を撒いて驚かす。天狗を祀った小さな神社があり、齢の病を癒すという。村に凶事があるときは、天狗が一本太鼓という御神楽を始めるという。
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テング
1993年 群馬県
修験道の道場でもある武尊山には天狗がいる。大天狗、小天狗の祠があり、天狗屋根や天狗岩もある。
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1975年 新潟県
岩間半左衛門が手柄を立てるうち、油断するようになった。油断のあまり、刀掛けに刀をかけて便所へいくと、便所の中から毛の生えた手が出てキンタマをしっかりつかんだ。それは天狗の手であった。天狗に戒められ、半左衛門は心をいれかえた。
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テング
1915年 滋賀県
今から4代前の主人が天狗になったという家がある。この人はある日外出したまま帰ってこず、死んだということにしていたが、数日後下女が畑の物置で寝ているのを見つけた。驚いて飛んで帰り家人に知らせたが、再び戻って来て見ればすでにおらず、すぐ側の山を2足で登っていき、行方知れずになった。人は皆天狗になったと言っている。
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