ヤマノカミ,ヤドリギ 1986年 茨城県 日立市入四間町の山にある山の神の宿り木を樵が切り倒した所、立ったまま身動き出来ぬ金縛りになったという。
類似事例 |
|
トクニオオキイキ,ヤマノカミサンノヤドリギ 1984年 福井県 炭焼きをする山で特に大きい木は山の神さんの宿り木といって、残しておいた。
類似事例 |
|
ヤマノカミサマノキ 1995年 群馬県 山の神様の木をきった樵は木にはねられて死んだ。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1960年 長崎県 11月23日に木を伐ると山の神様に咎められる。この「山の神様」とは、石のコクラに祀り、神主を雇って祀る山の神様である。
類似事例 |
|
テング 1982年 群馬県 山の神は天狗。
類似事例 |
|
テング,ヤマノカミ 1957年 滋賀県 山の神は天狗で、山の神の木には常に天狗がいる。山の神は山の入り口にいて道祖神の性格を持つ。
類似事例 |
|
ヤマノカミサン,ヤマノカミノタタリ 1974年 兵庫県 山の神さんの祭りの日には、山の神さんを祭っておこもりをする。この日には山の神が木を調べて歩いているので、人間が山に入ると祟るといわれている。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1986年 福島県 山の神は女性である。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1982年 新潟県 2月と12月にある山の神祭りでは、9日は山の神の種蒔きの日、12日は山の神の正月で、山の神が木調べをする日であるという。
類似事例 |
|
ミサキサマ,ヤマノカミ 1963年 岡山県 ミサキ様は山の神だという人もある。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1975年 愛知県 山の神に関する俗信。カシの木の古いカブタには、山の神がいるといわれている。山の神は春には田に降りてきて田の神になり、冬には山に登るといわれている。山の神は女神であり、怒りやすくてけちだといわれている、など。
類似事例 |
|
ヤマノカミノキ 1988年 埼玉県 木の幹が二股で、二股から下に枝のない木を山の神の木と呼び、切ることを禁じていた。この木を切り倒したらどこからともなくやってきた山の神に家を揺らされ、大変恐ろしい目にあった。
類似事例 |
|
ヤマノカミノヤスミギ 1952年 神奈川県 木の上が三股になっているのは山の神の休み木で、切ると体が悪くなる。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1975年 徳島県 山の神を祀った木は切ってはいけない。
類似事例 |
|
ヤマノカミサマ,キリコミ 1956年 東京都 山の神様が憑く。山の神様の木を切るとキリコミと言うものが憑く。
類似事例 |
|
ヤマノカミサマ 1988年 埼玉県 山の神様の日に山へ入ると怪我をする。
類似事例 |
|
タヌキ 1978年 和歌山県 樵が山小屋で休んでいると、木を切り倒す音がした。昼間狸が木を倒す音で驚いた仕返しだろうといわれる。
類似事例 |
|
ヤマノカミサマ,タノカミサマ 1982年 山形県 旧暦10月13日は山の神様が田の神様から山の神様に帰るので、絶対山に登ってはならない。
類似事例 |
|
ヤマノカミサマノヤスミギ 1967年 栃木県 三又のナラノキを山の神様にあげると、山の神様はその木で休む。1964年ごろ、その木を切ったら「ヒエーヒエー」と音がして切りくずを吹き出した。しかしその場にいた賢い人が山の神様の怒りではないと説得して、切ってしまった。
類似事例 |
|
ヤマノカミノキ 1942年 三重県 木を切っているときに、山の神の木にあてると、病気になる。
類似事例 |
|
ヤマノカミサマ 1992年 和歌山県 12月7日はその年で最後の山の神の日である。山の神が山にある木を数えるといわれ、また、山の神は星から山に帰ってくるので見にくい顔のオコゼ魚を供えて「にらみ」ごっこをするという。2本の木がねじれてからみあった木は山の神がふたたび山から来たときの目標である。
類似事例 |
|