国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ユウレイ
1973年 東京都
天明の頃、三縁山に霊瞬という僧がいた。彼は吉原へ誘われ、琴柱という遊女と出会い、相思相愛となる。あるとき、酔った霊瞬は琴柱に身の上を語り、金があれば友のように出世もできるのにとつぶやく。そこで琴柱は金を与え、二度と吉原に来ぬよう諭し、僧の守りとなると述べ、後日自殺した。霊瞬は悲しんで日々彼女の回向を行った。その後は、遊郭に行き、女性と情交を催そうとすると、琴柱の幽霊が現れて諫める。そこで霊瞬は一念発起して修行し、大僧正となった。

類似事例(機械学習検索)

フクシュウキ
1975年
溺死した人の霊のこと。
類似事例

コト,ランプノヒ
1985年 愛媛県
大正9年、妹が死去し丸穂の火葬場へ行った。すっかり焼けるのは午前1時頃とのことで、帰宅して雑談をしていた。12時を過ぎて寝る支度をしていたら門の板戸を叩くような音がして、床の間に立てかけてあった琴の糸が切れ、琴柱が滑り落ちて小机の上のランプの火が消えた。丁度1時だった。
類似事例

マジムン
1970年 沖縄県
マジムンはほとんど犬の形をしており、死後の霊を祀る人がいないために成仏できずに迷って化けて出る死人の霊といわれる。
類似事例

レイ
1976年 東京都
江戸のある檀林に僧の霊が出る。学力のある僧がいれば出てくるという。
類似事例

オニビ,アヤシキヒ,モノノケ,フタリノレイ
1974年 長野県
信濃国千曲川で、大雨で若者2人が川に落ちて死んで以来、夜になると川のほとりに怪しい火が出て2人の霊が現れると噂されるようになった。ある人が供養したら現れなくなったと言われるが、怖いと思う心の為、霊などが見えたのだろう。
類似事例

タタリ,カヨウカミ
1978年
須佐高浜村出身の松本清十郎は江戸の吉原で揚屋尾張屋を営んでいた。彼は内庭に吉原の遊客が障りのないようにと通い神(道祖神)を祀り、吉原中の信仰を集めた。後に江戸京橋銀座の保根屋吉佐エ門が、日枝神社の山王祭りでなじみになった遊女らを呼び派手に振る舞って世間の問題になり檻に入れられた。彼は檻に入れられる前から刃物を振り回したり檻から出てきても多くの買い物をしたり妾を次々かえたりと奇行が目立っていた。これは吉佐エ門が吉原の清十郎方へ通う神を勧請した祟りではないかといわれる。
類似事例

サイウンショウカ
1981年 岡山県
彩雲彰花という女性は難病におそわれ、彩雲会を訪れ、その開祖中村彰君にシャーマンとしての霊性を見ぬかれ、シャーマンとしてのプロセスを歩む。御神玉、霊視、自動筆記などによる霊査と呼ばれる診断を行なったり、霊査によって霊の障りと判断した場合には除霊などを行なう。信者には拝み屋と呼ばれる。
類似事例

(ゾクシン),カガミ,レイ
1998年 静岡県
鏡が割れると、悪い霊が来る。
類似事例

カガミ
1998年 静岡
鏡が割れると、悪い霊が来る。
類似事例

レイ
2001年 神奈川県
鎌倉山を訪れた旅僧の前に、遊女からいとの霊が現れ、舞う。
類似事例

タタリ,レイ
1974年 山口県
難破船の船員を殺してものを取ったため、その霊を鎮めるために建てた神社を浄土宗の僧が寺にしてしまった。すると霊が人を取り殺したり人をたぶらかすことが続いて今も絶えない。
類似事例

キヲキリタオスオト,テングノカジシラセ
1947年 山梨県
木を切りに山へ入ると、夜寝つくころ天狗が暴れだし、鋸や斧の音がした後樹の倒れる音がする。吉原向こうの岩場で、夜に木を切り倒し運び出して川に投げ入れる音がすると吉原で火事があるという。
類似事例

ボウレイ,アヤカシ,ミョウナヒト
1992年 広島県
父親が大師川で霊に道を塞がれた。逆らってはだめだと思い、煙草を吸いしばらく休憩してから川を渡ろうとするが渡れなかった。そこで霊に逆らわずに田多利を通って遠回りをした。もし霊に逆らい家へと戻ると陶晴賢の家来に憑かれてしまう。家から出て行かせると大元で倒れて、霊が逃げるが、3年間は腑抜けになってしまう。
類似事例

(シシャノレイ)
1950年 沖縄県
死者の霊が縁もゆかりも無い人に憑いて、物の在処などを語ることがある。
類似事例

シシャノレイ,シリョウ,(ツキモノ)
1989年 長野県
死者の霊が人に憑くことがある。いつまでも病気が治らなかったり、薬が効かずに長引いたりすると死者の霊が憑いたといった。離すときは、祈とうしてもらうという。
類似事例

ウミデシンダヒト
1956年 東京都
海で死んだ人の霊が、人に憑いて「水をくれ」と言った。
類似事例

シリョウ
1955年 山形県
人間の死んだ霊の憑いたものは、すぐにとれるという。
類似事例

オニ
1975年
霊は鬼であり、鬼は気である。
類似事例

スッポン
1939年 新潟県
スッポン料理をしている男は毎日多くの亀を殺していた。ある晩、寝ていると突然悪寒がして、上から泥亀が覆い被さってきた。恐らく亀が祟ったのだろう。以来、男は一念発起して僧になった。
類似事例

レイ,(ツキモノ)
1989年 長野県
霊が人に憑くことがあった。祈とうして離してもらったという。
類似事例

カタメシイアルヘビ
1976年 京都府
一病僧が宇治に安居していたところに、ある日、いつも出入りしている芋売りの男が行ったところ、門から片目盲ある蛇が入っていった。男は何となく恐ろしく思い、近くの家に入った。その時病僧は死んだ。その因縁とは、この僧が某国で醜い眇めの女と馴染んだが、僧はその内女が疎ましくなりその地を去った。しかし、その後も尼になり付きまとった。その後に僧は宇治に来たのだと言うことだった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内