国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

シノヨソク
1944年 愛知県
子供が死を予期していると思われることがある。ある子供は「5つの時に善光寺様へ行く」と言っていたが、5つの春に死んだ。別の子は「これ、わしの墓だぜ」と親を気持ち悪がらせていたが、じきに死んだ。

類似事例(機械学習検索)

コエ
1974年 鹿児島県
六部がお堂にとまっていると、神が「5つの時にカワドイ(意味不明)にあう」と言うのを聞く。自分に子供が生まれている。5つになったとき、豆のご飯を炊き、藁人形を作り川に投げたら子供は助かった。
類似事例

(シノオツゲ)
1978年 新潟県
ある男の子が、雁田神社で「5つになると死ぬ」というお告げを受けた。丈夫な子供だったが、敷居に躓いて縁に落ち、あっけなく死んでしまったという。
類似事例

コドモ,タマシイ
1937年 新潟県
死んだ婆さんが野原に行くと、そこに子供が出てきて、自分の墓に花を供えて欲しいという。婆さんはその後蘇生し、この子供のことを話すと、昔若くして死んだ子供がいることを知り、以来その供養をするようになった。
類似事例

イクサデシンダヒトノゲン
1983年 茨城県
昔、下檜沢の藤来ミサ家の人が畑に行くとなぜか気持ちが悪くなった。石が横たわっているのを見つけて立てたところ、何か字が書いてあった。これは戦で死んだ人の験ではないかと思って、供養した。それ以降は畑に行っても気持ち悪いこともなく、淋しくもなくなったという。
類似事例

(ゾクシン)
1975年 愛知県
教円童子の墓というのが市場などにある。子連れの乞食が子供を残して村で死んだので、子供を育てた。この乞食の墓とも子供の墓ともいう。煙草を供えると、子供の病気を治してくれるという。
類似事例

ヘビ,カアパ
1967年 茨城県
昔、川には悪い蛇が居た。子供が命を取られた。六部に祈祷してもらうと、12月朔日に餅をついて子供に持たせて川に投げ込ませれば、子供は大丈夫だと言われた。それから子供が命を落とすことはなくなった。
類似事例

テング,(ユメノオツゲ)
1973年 三重県
昔、子供を追い出したところ、子供があんまり泣くので親が探しに行った。ところが、いくら探しても見つからない。心配しながら親がうたた寝をしていると、夢に天狗が出てきて「子供はふじの山に連れて行ったから心配するな」と言ったという。
類似事例

ハカ
1998年 静岡
墓が見えたら、親指を隠さないと親が死ぬ。
類似事例

ガワタロウ,カミサマ
1937年 兵庫県
神様が集まって子供の寿命を言っているのを聞いて、親はその日1日おぶっていた。河太郎が嫁の親に化けて子供を渡すように言うので、渡すとそのまま帰ってこなかった。水に入って死んでしまったのだという。
類似事例

キツネノヨメイリ
1985年 和歌山県
話者が子供のころのこと。大久保集落から中畑集落のほうを見たら、道のない所にキツネが提燈行列をして、5つ6つ並べてテッテッと歩いていた。キツネの嫁入りだという。
類似事例

ヒノタマ
1975年 奈良県
人が死ぬ前に火の玉が出て善光寺へ参ってくるという。
類似事例

コクジラ,コドモ
1996年 大分県
二人の子供が急病で死亡したので僧侶を呼びに行こうとした途中で二匹のマッコウクジラに遭遇した。そのうちの子鯨が船にぶつかってきたので、引っ張って帰った。気持ち悪がってこの肉を食べない人もいたが、その後墓も建てた。
類似事例

(トイギキ),(ホトケオロシ),タマシイ
1984年 新潟県
ある家に悪いことが続くので「不動さん」にみてもらうと、前の山の中にある墓の魂が頼る人がいないので供養してくれといっている、といわれた。墓は何代か前にその墓から分家した先祖の墓で、現在その家族が住んでいる神奈川県下の家へ行きたがっているということであった。それで、古い家から一握りの土を持って帰り、居住地の新しい墓に入れて供養したところ、病気や悪いことがおきなくなった。
類似事例

シニン,シノミチ
1966年 群馬県
死んだ先妻が子供を大切にしてもらうために後妻を死の道に引き込んだ。第3の門を通過していたら本当に死んでいたと言われた。12時から1時の1時間、息をしていなかったそうである。
類似事例

ハガカケタユメ
1977年 山形県
歯がかけた夢を見ると、親か子が死ぬ。
類似事例

シノヨソク,ヒトダマ
1944年 愛知県
ある男が薬局の店先に腰掛けていた。その時は病気でも何でもなかったが、「ヒトダマが出て行った。もうじき死ぬ」と言いだし、まもなく消えるように死んでいった。ヒトダマが川を越して飛ぶとまだ3年寿命があるが、川を越さないとじきに死ぬとも言われている。
類似事例

キツネ
1980年 青森県
お昼に山に仕事に行ったら、キツネが子供を連れてきていて、人間の子と自分の子を遊ばせていた。
類似事例

キツネノアカシ,(キツネビ)
1990年 長野県
夕方遊んでいると、向こうの村落へ上がっていくところにアカシが4つ5つ見える。きつねのアカシだと言って騒いだ。
類似事例

リョウヅエ
1942年 三重県
両杖をつくと親が死ぬ。
類似事例

キツネ
1981年 和歌山県
知り合いだと思ってついて行って、山奥に連れて行かれることがある。狐の仕業。気持ちがゆったりしている人が化かされやすい。
類似事例

オヤミミリ,(カマキリ),(ゾクシン)
1942年 富山県
親みみりにににらまれると親が死ぬ。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内