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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユウレイ
1996年 香川県
西の御所と松のお墓で子供の泣き声がするという。ある人の話では、息子の吉次が堀に落ちて急死したことをなげき、お母さんがあとを追ったのだと言う。時にはお母さんのすすり泣きがすることもある。雨の夜には、大小の火の玉が出るともいう。

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シタイ,ユウレイ
1999年 栃木県
ある子のお父さんが、その子のお母さんを殺し、家の下に死体を埋めた。近所の人は、最近その家の奥さんを見ないので、その子に「お母さんはいないの?」と聞いた。するとその子は「お母さんはいるよ」と答えた。「何をしているの」と聞くと「お父さんにおんぶしているの」と言ったそうである。
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ヤマンバ
1991年 香川県
お母さんが買い物に行っている間、2人の子供が留守番していると、山姥がやってきてお母さんのふりをした。戸を開けてしまった2人は逃げ、天から降りた金の綱を伝って天に昇った。山姥も追ったが腐れ縄が切れて落ち、石で頭を打って死んだという。
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シラガノセンニン
1992年 奈良県
お母さんが病気になったので、治るように、黒住教を布教している所へ夜に行った。行く途中、白髪の口ひげの生えている仙人のような格好をした人が不意に現れて、「あかん、あかん」と言った。その晩、お母さんが亡くなったから、その仙人のような人は、いくら頼んでももう無理だという意味で、そう言ったのだろう。
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アマガエル
1979年 鳥取県
母親の言うことの反対の行動しかしない偏屈な若者が、死ぬ間際に母が言ったことだけを真に受けて母の亡骸を川端に埋めた。近所の人から本当は山に埋めてもらいたかったのではないかということを聞いてから、若者は雨蛙になり、雨が降ると「お母さんの墓が流れる」と鳴く。
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キツネ
1989年 山梨県
Aさんのお母さんが、昔、中富町へ買い物に行って、何をしても帰れない。狐に化かされていたのだ。
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ムシノシラセ
1936年 鳥取県
去年、郡是の人が十六本松で溺死したが、後で考えると同時刻に宅にいた奥さんが一緒についていた女の子が「お母さん」と大声で言って帰って来たので、出てみたが誰もいなかったという。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊は火の玉となって出る。お墓に出る。
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ウマ,タタリ
1982年 東京都
あんまり馬を粗末にしたので、馬の泣き声とそっくりの泣き声をする子供が生まれた。
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シニン
1972年 三重県
夜、墓に行くと死人が話をしている。
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キツネ
1986年 石川県
子供が日暮れに遊んでいると、狐がお母さんに化けて山に連れ出してしまった。雪面に子供の下駄の跡と狐の足跡が続いており、その先には子供が凍え死んでいた。
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テングサン
1983年 山梨県
天狗さんという人は急にいなくなって立派な成年になって帰ってきた人だ。その天狗さんが山の畑から夕方に帰ってきてお母さんに京都が焼けているからちょっと行ってくるといい、お母さんが弁当もってけと追いかけたら、もう姿が見えなかった。そして、その翌日には帰ってきて、天皇を助けて感状をもらってきたといった。それは菊の御紋章がついている漆塗りのもので、現在も天狗社にその箱が伝わっているがけして中を見せないという。
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メドチ
1980年 青森県
あるお母さんにメドチが通って身ごもった。親類が集って鎌で腹を割き、メドチの子を出した。メドチの子は頭に皿があった。お母さんもメドチの子も死んだ。
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ヒノタマ
1991年 愛媛県
火の玉が出た。
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カッパッコ,カッパ
1985年 福島県
12月1日をカッパレ(川入り)の朔日といって、昔この日にある家の息子が毎日海に行くのでお母さんがかっぱっこ(河童)に食べられてしまうと心配して、ぼた餅をつき、息子はそれを河童に食べさせた。お腹いっぱいにさせて、息子は命びろいしたということからこの日にぼた餅を食べる。
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ダンナノオカアサン
1988年 群馬県
霊感が強い、ダンナ(吉祥寺住職)のお母さんは、死ぬ人を当てたが、お寺の天井が騒がしいと死者が出るといっていた。
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ユウレイ
1988年 長野県
霊魂が大事にされないと、それが幽霊となって出てくるのだという。それは火の玉の形をしているのだそうだ。お墓に出る。
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ヒノタマ
1935年 新潟県
火の玉を命名しているところがあった。人の名前のようなものがついていたらしい。沼のほとりに火の玉が出ると言う話もある。
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ヒノタマ
1988年 茨城県
火の玉が出るのは闇夜で少し雨が降っているようなとき。火の玉は赤い。
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ヒノタマ
2002年 山口県
火の玉はよく出るというが、さしてさわりのあったという話は聞かない。いい火の玉が出たといって恐れる程度である。
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ヒノタマ
2001年 新潟県
皇子が御神木の松が欲しくて、火の玉になって通った。お墓に植え替えたら火の玉が出なくなった。
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モモエダノマツ
1938年 鳥取県
この松に関する話は色々あったが、今は知る人もいない。
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