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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヒトダマ
1983年 東京都
関野町で、市議会議員をしていた人が亡くなって、その通夜の夕方、隣の家に遊びに来ていた娘の友人が帰るのを見送っていたら、その友人が眼前に人魂を見たと言う。そこは、その議員がいつも自分の自動車を置いている場所だったと言う。

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タヌキ
1939年 大阪府
ある夜、筆者が友人の下を訪れ、それから友人の挙動がおかしくなったという。身に覚えのない筆者は、立小便がかかったか、蹴った小石が当たったかして怒った狸が、自分の姿に化けて友人を誘い込んだためだと考えた。
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キツネ
1999年 宮崎県
えびのの入佐原には太郎狐、中原には千代乃狐という有名な化かす狐がいた。岡本の人が正月祝いの帰り、友人が「話が残っていた」と引き返したので、一人で歩いていた。しばらく行くと、その友人が先回りしていた。「早かったな」と言いながら歩いていたが、どんどん違うほうへ行く。そのうち友人も消えて目の前は山になり、酔いが廻ってきて寝てしまった。目が覚めると腰につけていた料理は盗まれていた。狐の仕業。
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タヌキ,ボウズ
1981年 京都府
春の早朝に山中に入ると先行者がいた。悪い狸が棲むので有名な岩門という場所まで来ると、友人が狂ったように走り回っていて、坊主を追いかけていると言った。友人は声をかけると我に返ったが、その坊主はついに見えなかったという。
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タヌキ
1981年 和歌山県
1960年ごろのこと、話者が炭焼きをしていると、いつも一緒に来ている友人が来ない。おかしいと思っていると昼前に手足を茨で傷つけて、服には蜘蛛の糸をつけた友人が来た。朝早く来て狸に化かされ、連れ回されていた。
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(アメニアルクオトコ)
1981年 東京都
大雨が降っている夜に、忠兵衛が友人と歩いていた。払方町を通った時、下駄の鼻緒がゆるんだので友人を先に行かせたところ、井戸の脇から黒羽二重・はさみ帯・網笠をかぶり、中抜き草履を履いた者が出てきて井戸のまわりを歩いていた。けしからぬ者と思ったが、後で友人に見たかと問うとそんな者は知らないと言われた。
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キツネ
1939年 青森県
ある木挽きが、友人と狐穴を燻してつかまえた子狐を飼おうとしたが、殺してしまった。その木挽きは、毎夜、知らない声に誘われるようになった。家人は留めていたが、ある夜、隙を見て外出し、行方知れずになった。友人もいなくなっていた。翌々日、山で木挽きは首を吊っており、友人はそのそばでぼんやりしていた。傍には狐の座った跡が残っていた。
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カッパ
1957年 新潟県
一年に一度は神様のお許しがあるといって、人を取る河童がいた。友人に化けて誘っていた。夕方足を洗いに来ると引っ張る河童がいた。
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ヒトダマ
1959年 福井県
隣の家の息子さんが亡くなった時、便所の方から浜へ人魂が飛んだ。
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ジンコン
1953年 群馬県
人魂を見ると悪いことがある。人魂を見ると出世しない、若いうちに死ぬなど。人魂が家に入るとその家の人が死ぬ、あるいは赤ん坊が生まれるなどと言われる。
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キツネ
1999年 宮崎県
鴫野で議員をやっていた人が、冬の丑三つ時、尾崎のハナというところの無縁墓の前で赤ん坊を抱いた女に遭った。狐だと思い、一目散に逃げた。
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(ユウレイ)
1989年 静岡県
大きな被害が出た狩野川台風の後、熊坂で幽霊を見た人がある。雨の降る夕方に、古い友人と出会い、立ち話をした。訪問を約束して別れた後、その友人が水害で死んだはずだと思い出し、振り返るともう姿はなかった。
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カネ
1980年 和歌山県
耳のそばで鐘が鳴ると、友人が死ぬ。
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フクノカミサマ,ウシ
1938年 青森県
朝早く起きていると、自分の家から大きな牛が2匹出て、隣の家に入った。福の神様が隣に行ったのだと思ったら、それから隣が繁昌して、自分の家は何時ともなく廃れていった。
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ヒトダマ
1981年 福島県
子供の頃、近くの寺の裏から人魂が出て、飛ぶのを見た。青白く尾を引いている。この人魂が落ちた先は墓場であった。人魂が飛ぶと、翌日には誰かが亡くなったという知らせが必ず来る。
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テヌグイ
1933年 岐阜県
源次という信心厚い者が、手癖の悪い友人と立山に登った。少し後れて行った友人が路傍の割木を盗もうとしたら、頬冠りしていた手ぬぐいが落ちてそのままなくなったので、そのまま家に帰った。源次が立山の山頂に行くと、空から手ぬぐいが落ちてきた。それは友人の手ぬぐいだった。
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ゴーライ
1949年 和歌山県
ゴーライもカシラも自由自在に化ける。友人と川岸にいると、友人が「かんざしが流れてきた。取ってくる」といって川に飛び込み、そのまま死んでしまった。そのかんざしは友人にしか見えず、死骸の尻が抜かれていた。ゴーライがかんざしに化けていたのである。
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タヌキ
1981年 和歌山県
話者の家の裏山ではよく狸が化かす。夜、自動車で来た人が、後ろから自動車が来るので先に行かせようとして横道に入って待ったが、車は来なかった。狸の仕業。
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ヒトダマ,ヒノタマ
1995年 愛知県
人魂、火の玉は魂。人が死ぬと出て行く。昔は人魂が歩いたと言われる。
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テング
1987年 富山県
春先に友人の母が急にいなくなった。天狗にさらわれる筋の者だったので、おそらく連れて行かれたのだろう。
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シロイテ,クロイテ,ボウレイ
1933年 京都府
無念の自殺を遂げた学生がいた。大学時代、筆者と友人は同じ下宿の相部屋であった。友人が亡くなった後、夜寝ていると、筆者を招く大きくて白い手を見た。また、黒い手に目を押さえつけられたり、指の長い黒い手に頭を絞められたりしたことがあった。
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ヤマイヌ
1985年 高知県
祖母と友人が商いから帰っていると、道の下側に転がっていくものがあり、2つの火の玉に見えた。二人は急いで帰った。この辺りでは不幸の会った家の食べ物を食べると、火を食うたといって、山犬につけられると言われている。
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